たかむら耳鼻咽喉科

耳・鼻・喉・アレルギーのクリニック 096-382-8700

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のどの悩み

のどの悩み

よくある病気
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※当院で行えない検査・治療・手術等につきましては適切な病院にご紹介させていただくことがあります。

急性扁桃炎

扁桃腺に細菌感染が起こった状態です。
黄色ブドウ球菌、肺炎球菌、溶連菌などが主な原因となります。
急性扁桃炎
急性扁桃炎
もともと扁桃はリンパ組織からなる器官で
1.口蓋扁桃
2.舌根扁桃
3.咽頭扁桃(アデノイド)
4.耳管扁桃

などがあり、のどの周りを囲むようになっています(ワルダイエル咽頭輪)。 一般的に「扁桃腺」と呼んでいるのは①口蓋扁桃です。 扁桃は白血球を多く含んだリンパ組織からできていて侵入してきた細菌やウィルスなどが入り込むのを防いでいます。 しかし、身体が弱っていたり侵入してきた細菌が強かったりすると強い炎症を引き起こします。

症状

のどが赤く腫れ膿を持ったりして激しく痛みます。時には食べ物が飲み込めないほどの痛みとなります。
◎発熱
◎のどの痛み
◎全身倦怠感、寒気
などの症状を呈します。

治療

細菌が原因の場合は抗生剤が必要です。
特に症状が強い場合は点滴でお薬を投与します。
また、耳鼻科でよく行われている霧状の薬剤を吸入する「ネブライザー治療」も有効です。
同様にしっかりとうがいを行うことも大切です。

特に溶連菌が原因の場合は「急性糸球体腎炎」「アレルギー性紫斑病」「リウマチ熱」などの重篤な合併症を起こすことがあり、決められた期間しっかりと抗生剤を使うことが重要です。
薬を飲んで寝るモグラ
急性扁桃炎

手術治療(扁桃摘出術)について

1年間に4回以上扁桃炎を繰り返すような場合、「習慣性扁桃炎」と呼び手術を検討したほうが良いといわれています。
また、慢性的に扁桃に炎症があると(慢性扁桃炎)、別の臓器に影響を及ぼす時があります。
代表的なものとして腎臓に症状が出る「IgA腎症」、手や足に症状が出る「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」があります。
これらの治療にも扁桃摘出術が有効な場合があります。

手術は全身麻酔で行います。1週間程度の入院が必要です。

危険な扁桃炎

扁桃炎の炎症が周囲に及び症状が進むと「扁桃周囲膿瘍」と呼ばれる状態になります。
扁桃の周りに膿が溜まってしまった状態です。
発熱・のどの痛みに加えて口が開けにくくなることもあります。
さらに膿が増えて周囲に進むと「深頸部膿瘍」「縦隔膿瘍」という状態まで進展してしまうことがあり、生命に関わることもあります。

膿が溜まってしまうと抗生剤の投与だけでは十分に治療効果が得られにくく、切開して排膿することが必要となってきます。
扁桃炎も早めの治療が大切です。

急性喉頭蓋炎

喉頭蓋とは、気管の入り口を覆うように存在します。
食物などが気管に入らないようにする「蓋」です。

喉頭蓋に炎症が起き、腫れてしまうと呼吸の道に蓋をしてしまうことになります。
つまり、窒息して呼吸ができなくなってしまうことがある危険な病気です。
急性喉頭蓋炎
急性喉頭蓋炎

症状

のどの痛み、食べ物・飲み物を飲み込むときの痛み、声がこもる
症状は短時間に急速に症状が進むことがあります。

治療

レントゲンや内視鏡でのどの奥まで観察し、診断がついたら腫れ具合によって即座に治療が必要となります。 抗生剤投与と腫れを引かせるためのステロイドを投与します。 しかし、腫れが強く呼吸が十分にできない状態であれば緊急で呼吸の道を確保する必要があります。緊急で気道を確保するためには通常口から気管までチューブを入れますが(気管挿管)、喉頭蓋が腫れているとそれもできず、気管切開という手術を行います。 首を一部切開し、直接気管にチューブを入れる方法です。

注意点

この病気の怖いところは急激に症状が進むことがあるところです。 当院でも腫れ具合が強い場合は総合病院への入院を勧めさせていただきます。 入院前に一度家に帰って準備していると、急激に悪化して窒息する危険性もあります。 危険な病気であることを自覚し、すぐに総合病院へ向かっていただくようお願いします。

咽喉頭異常感症

「のどがイガイガ、もやもやする」「のどに何かできている感じがする」
「のどに何か引っかかる感じがある」
などの症状を咽喉頭異常感と呼びます。

◎軽度の咽頭炎
◎慢性扁桃炎
◎食道の病気(逆流性食道炎など)
◎心臓の病気
◎甲状腺の病気
◎変形性頚椎症
などなど様々な病気が原因となり得ますので、しっかりとした検査は必要です。
しかし、「咽喉頭異常感症」と呼ぶ状態はのどには特に異常がなくても「イガイガ」「引っかかる感じ」などの症状を自覚してしまう状態です。 違和感に意識が集中し、仕事が手につかず、日常生活に支障を来すことがあります。咽喉頭異常感症の患者さんの多くは神経が過敏な方が多く、更年期障害とも関連することがあります。また、過度のストレスの蓄積によることもあり、時には心理的な治療も必要です。
咽喉頭異常感症 のどがもやもや
咽喉頭異常感症

治療

飲み薬や漢方薬を用いて治療します。 治療に効果がない場合もあり、症状が強い時には心療内科へご相談することもあります。

咳喘息

長引く咳の中では非常に多い病気です。一般的に言われる喘息(気管支喘息)とは違い、喘鳴(ぜんめい 息を吐くときのヒューヒュー、ぜーぜー音)や息苦しさはありません。レントゲンや呼吸の機能も正常です。アレルギー性(好酸球性)の気管支炎で、女性にやや多く、気管支拡張薬というお薬に効果があるのが特徴です。

症状

のどのイガイガ感、もやもや感、違和感。 特に起床時、就寝時に咳が出ることが多く、通常は痰がなく、息苦しさもありません。 ただし、治療をせずに放置すると気管支喘息に移行することもありますので、しっかりと治療をすることが重要となります。

診断

症状、生活・職場環境などを参考とし、喉頭の所見をみて診断します。 また、治療に使用する気管支拡張薬の効果も診断の助けとなります。

治療

アレルギーに対して抗アレルギー剤、気管支拡張薬およびステロイド剤を使用します。ステロイド剤は吸入薬を用いますが、局所の真菌症(カビ)を起こすこともあり、使用後にうがいをすることが大切です。
ホコリやダニなどのハウスダスト、温度の変化(冷暖房など)、おしゃべりのし過ぎ、受動喫煙などが誘因となります。
アレルギー性鼻炎と同じく寝室などの家ダニ対策が大事で、犬猫などのペットや観葉植物なども考慮しなくてはなりません。
熱い味噌汁やお茶も温度の変化として引き金となりやすく、運動や会話中に咳が出て、いったんでると止まりにくい状態になることもあります。

(長引く咳の原因についてはブログで記載しておりますので、あわせてご覧ください。)
>せきの原因(1)副鼻腔炎
>せきの原因(2)喉頭アレルギー
>せきの原因(3)胃食道逆流症
>せきの原因(4)薬剤性・気道異物・百日咳

口内炎

口内炎にも様々な種類があります。

アフタ性口内炎

最も一般的な口内炎です。原因の多くは口の中の傷、乾燥、ストレス・疲労での免疫力低下、ビタミン不足(B,C)などが原因となります。
◎治療
ステロイド軟膏や張り薬を使用します。治りにくいときはビタミン剤や漢方薬も使用します。

ヘルペス性口内炎

ヘルペスウィルスによる口内炎です。乳幼児に多く発症します。 唇や口の中に数か所まとまってできることが多いです。 口腔内の痛みのほか、発熱することもあります。 特に乳幼児では食事とれなくなることもあり、注意が必要です。
◎治療
通常は痛み止めなどの使用になります。症状が強ければ抗ウィルス薬を使います。

カンジダ性口内炎

カビ(真菌)の一種であるカンジダが増殖することにより痛みがでます。 糖尿病や高齢者など抵抗力の弱い人に多く、抗生剤やステロイド剤を長期間使用することも原因になります。 口の中や舌に白い白苔(はくたい)が付着します。
◎治療
まずは原因の治療が第一です。
抗生物質やステロイドは可能な限り中止・減量します。抗真菌薬が入ったうがい薬や軟膏を使用します。
口が痛いモグラ
口内炎

舌炎

舌に起こる炎症の総称です。
原因としては歯による傷、食物によるヤケドなどの直接的な刺激
ビタミンB不足、貧血、胃腸の病気によっても起こすことがあります。

治療

原因によっては症状が強い時には塗り薬など使用します。

予防

まずは予防として口の中の清潔にすることが大事です。
ただし、歯ブラシで舌を磨くことは逆に傷つけてしまうことになるので、止めましょう。
舌の表面には白っぽい苔状の舌苔というものが沈着します。これが口臭の原因となることもありますが、磨くときには専用の舌ブラシを使用しましょう。(もちろん、やりすぎは厳禁です)。

喉頭がん

喉頭にできる悪性腫瘍で、特にたばこを吸われている方は要注意です。
女性よりも男性に多く、お酒も原因の1つとして重要です。

症状

声帯にがんが発生した場合、声のかすれを自覚することが多く、かすれ声が2週間以上続く場合は注意が必要です。 進行すると呼吸が苦しくなったり、食べ物を飲み込むのが困難になることもあります。 また、首のリンパ節に転移を起こしやすく、首のしこりを先に気づくこともあります。

治療

抗がん剤、放射線治療、手術 進行度によって3つを組み合わせて治療を行います。

舌がん

口の中のがんでは最も多く、男性に多いのも特徴です。
飲酒・喫煙などの刺激や、歯並びによって舌に歯が常に当たってしまうことも原因となります。

症状

舌は自分でも鏡で観察しやすいので、早くから発見され受診される方もいます。
進行すると潰瘍(えぐれて裂け目のようになる)を形成し、痛みが強くなります。出血したり、口臭がすることもあります。進行すると首のリンパ節に転移し、腫れてきます。

治療

基本的に手術を選択されることが多いです。
放射線治療や抗がん剤治療も行われます。

嚥下障害

嚥下とは食べ物を「認識し」「口に入れ」「噛んで」「飲み込む」までの一連の動作からなります。

嚥下障害の症状として多いものは
◎食べたり、飲んだりするときむせる(せき込む)
◎飲み込みにくい
◎食後に痰が多い
◎食後に声が変わる
などです。
嚥下障害
嚥下障害

原因

様々な原因で障害が起こりうるのですが、大きく3つに分けると

①形態の異常(食べ物の通り道の異常)
口蓋裂
歯列咬合不正
のどや食道の手術のあと

②神経・筋肉の異常(飲み込むための動きの異常)
脳性麻痺
脳血管障害(脳梗塞、脳出血)
神経筋疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症など)

③加齢

などが原因となり得ます。
どの年代でも起こりうるのですが、ここでは主に③の加齢による嚥下障害について書きます。
加齢による嚥下障害の原因

◎反射が弱くなる(知覚が悪くなる)
食物がのどに送り込まれると通常は意識しなくても飲み込む動作が開始されます。
しかし、反射が弱くなると飲み込みのタイミングが合わず、特に水分はのどを通過する速度が速いので、飲み込みの動作が間に合わず気管にはいったり(誤嚥)します。
また、通常は気管に食物が入ると咳が出て(むせこんで)、気管から出そうとします(咳反射)。その反射も弱くなると誤嚥性肺炎の危険性が非常に高くなります。

◎筋肉が弱くなる
全身の筋力が落ちるように飲み込みの筋力が落ちてしまいます。
口からのどへ食物を送り込む力も落ちますし、歯が悪い方はしっかりと咀嚼することも難しくなってしまいます。無理に大きなもの、硬いものを食べるのは注意が必要です。

◎喉頭の位置が下がる
のどの位置が下がることによって気管の入り口を閉じにくくなり、食道の入り口が広がりにくくなります。また、ご高齢の方は様々なお薬を飲まれていることが多く、その中に嚥下に悪影響を与える薬が入っていることもあります。

検査

喉頭ファイバー(内視鏡化嚥下機能検査)
鼻から細いカメラを入れてのどの奥まで観察します。のどの動き、反射、痰の有無などを観察し、必要時は観察しながら色のついた水を飲んでいただき、誤嚥などがないか確認します。 また、診察で舌や口の中、のどぼとけの動きも確認します。

治療

何か原因があればその治療を行います。治療困難な場合、嚥下の機能を上げるためのリハビリ指導、手術を検討することもあります。 リハビリの方法もたくさんありますが、特に簡単にできる運動をご紹介します。
◎嚥下おでこ体操
おでこに手を当てて頭を押します。頭は手の力に抵抗するようにおへそを覗き込むように力をいれます。
嚥下おでこ体操
嚥下おでこ体操
◎頸部等尺性収縮手技
手を顎に当て上に押します。その力に抵抗するように力いっぱい顎を引くように力を入れます。
頸部等尺性収縮手技
頸部等尺性収縮手技
簡単に見えますがこれらの運動を5秒間10回、毎食前に行うと意外なほど首の筋肉を使っていると思えるはずです。
◎日常生活で気を付けること
・食事の際、一口の量を多くしすぎない。
・さらさらした食べ物、ばらばらになりやすい食べ物は特に注意。
・テレビなどを診ながら食事せず、飲み込みに集中しながら食事をする。
・食事のあと、痰をしっかり出す。うがいしてのどをきれいにする。
・口腔内の衛生に注意する。しっかり歯磨き。
歯も大事に
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熊本市耳鼻咽喉科 高村耳鼻咽喉科医院
〒862-0926 熊本市東区保田窪5丁目10-26  ■診療時間 ●月〜火・木〜金/9:00-12:30 14:30-18:30 ●水曜日/9:00-12:30 ●土曜日/9:00-12:30 14:00-15:00  ■休診日 日曜・祝祭日