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Posted:2016.06.22 | Category: 医療系のお話
今週から受付の隅っこに登場しました、カエル君と紫陽花の風鈴。涼しい音を鳴らしてくれます。
地震から2か月が経過しましたが、今度は大雨が続いております。
いまだに生活が落ち着かず、心身とも疲れ切ってしまっている方々も多いのではないでしょうか。体調にはくれぐれもお気を付けください。
さて、題名の通り、咳の原因シリーズ3回目です。
1、 胃食道逆流症
胃酸が胃から食道へ逆流し、さまざまな合併症を引き起こすものを「胃食道逆流症(GERD)」といいます。
逆流性食道炎という名前は有名です。
食道なので咳とは関係なく思えますが、逆流した胃酸が食道粘膜を刺激し、その刺激が気管の刺激として咳を引き起こす(迷走神経反射)という説。もしくは胃酸が直接気管内にまで入り込んで咳が出る(誤嚥)という説があります。
いずれにせよ胸焼け、呑酸(酸っぱい液体があがってくる感じ)などの症状があり、咳でお困りの方は逆流による咳の可能性があります。
会話、上半身の前屈、体重増加などで咳が悪化するのも特徴です。
咳だけでなく、のどの痛みや違和感を起こすこともありますし、喉頭肉芽腫といって声帯に炎症によるできものができて声が出にくくなることもあります。
治療
PPI(プロトンポンプ阻害剤)、H2ブロッカーという薬剤を使用します。どちらも胃酸を抑えるお薬です。
また、普段の生活でも胃酸の逆流を防ぐことが重要です。
・アルコールやコーヒー(カフェイン)の摂取を控える。
・仕事中など、前かがみの姿勢を避ける。
・食後3時間程度は横になるのを控える。夕食が遅くなりがちな方は要注意です。
2、 かぜ症候群後遷延性咳嗽
簡単に言うと風邪をひいた後に咳が続いてしまう状態です。
風邪によりのどの咳反射を起こす部分が過敏になってしまうことが原因とされ、風邪をひいた1~2割程度に起こるといわれています。
治療
鎮咳薬(咳止め)、抗アレルギー薬、漢方薬などを使用して比較的速やかに改善することが多いです。
逆に、改善が得られなければ他の疾患を考えなくてはなりません。
3、 心因性・習慣性の咳
その名のとおり、精神的な影響から咳が続く状態です。ストレスが多かったり、環境や季節の変化によっても咳がでることがあります。
もちろんレントゲンや呼吸機能検査には異常ありません。
特徴として、緊張した状態や、日中は咳が出ることは多いのですが、逆になにかに熱中している時や寝ているときには症状はありません。
咳自体は大きな音がする犬が吠えるような咳であったり、キンキンするような咳が多いとされています。
治療
咳止めは効果がありません。
原因となっているストレスの解消が治療になります。
実は子供にも意外と多く、学校生活などが問題になっているかもしれません。
「学校に行きたくないから咳をする」ということもあります。
不眠症が同時に起きていることもあり、良眠を得ることが治療になると思われるときには安定剤を使用したりもします。
長くなってしまいましたが、今回までである程度頻度が多い病気は網羅したかと思います。
次回で一旦このシリーズは終了の予定です。
なにか知りたい病気のことなどリクエストがあれば、受診の際でも構いませんので、どうぞおっしゃって下さい。
ちなみに、先週から看護スタッフの制服も夏らしく変わっております。
(撮影は拒否されました)
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