たかむら耳鼻咽喉科

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Posted:2019.10.17 | Category: 医療系のお話 お薬の話

既に流行の兆しが見えだした今年のインフルエンザ。


インフルエンザの治療に関してはこれまでも何度も書いていますが、ゾフルーザ(バロキサビル)というお薬があります。
去年『1回内服だけでOK』という触れ込みで爆発的に広がり、去年インフルエンザ治療薬で最も使用されました。

私自身も他の治療薬と比べてメリットがあり、希望も含めて相談して処方しておりました。


インフルエンザとゾフルーザの色々については過去のブログを読んでいただければ
⇒2019年1月8日のブログ『ゾフルーザどうでしょう』
⇒2019年1月31日のブログ『インフルエンザ報道あれこれ』



ゾフルーザは特に、体重10~20kgのお子さんで錠剤が飲める子には苦いタミフルを5日も飲まずに済んで良いお薬だと思っていたのですが...


予想以上に耐性ウィルスの問題が大きいようです。


特に12歳未満のお子さんで耐性ウィルスが検出されており、日本感染症学会が『慎重に投与を検討する』という提言を出しました。



以前も書きましたが、ゾフルーザの耐性ウィルスについては発売前から懸念がありました。
それも含めてメリットデメリットを比べて使用してきましたが、どうやら予想以上のようで。


ゾフルーザは予防投与についての申請も進めているようですが、いずれにせよ使用は慎重にしていくべきだと考えています。
(予防投与自体がかなり限定的な使い方ですが)



まぁ正直去年は急激に使われ過ぎましたよね~(^-^;

Posted:2019.10.11 | Category: 雑談

おしらせの方にも書きましたが、10月22日(火)は天皇即位礼正殿の儀で祝日休診となります。


そんなこと知ってるよ!

という方が多いと思いますが...私は先月気が付きました(^-^;

DSC_3321.JPG
だってカレンダーに書いてないんだもん!



スマホのスケジュール表を見て気が付いてよかった...(^-^;


カレンダーは去年のうちに作られているわけですから、今年に入って決まった祝日は書いてなくて当然ですね。



今年はゴールデンウィークも休日が増えましたが、この先は増えることはないようです。




あとそういえば今月末はハロウィンですね。
これもカレンダーの絵を見て気付きました(^-^;

勤務医時代はコスプレ的なこともしてましたが、最近はもう何もせずに過ごしています。



最近雑談ばかりなので、次くらいは真面目な医学のこと書きます(@_@)

Posted:2019.10.04 | Category: 雑談

ちょっとブログをリニューアル。

結構目立つので、見ているかたはすぐに気付かれると思いますが。


kensaku01.png


ブログ内の検索機能を付けてみました(^_-)-☆


ブログの本数も増えているので、自分でも『このネタ書いたっけ?』と思うこともあり...

例えば、『アレルギー性鼻炎』について書いたブログを読みたい方は、検索欄に『アレルギー性鼻炎』と入力していただければ...


kensaku02.png

『アレルギー性鼻炎』というワードが入ったブログがズラッと表示されます。

雑談の中でも結構こういったワードは使っちゃうので、変な雑談も混じってきちゃいますが(^-^;


皆さん良ければお役立てください。

検索欄の横にいるモグラ君、デザイナーの方にお願いしたのですが、最初は手に持っている指示棒が尖がっていて...



なんかバイ菌みたいに見える




という変なクレームを入れて書き直してもらいましたが、丸くなって可愛くなりました(^^)/

Posted:2019.09.30 | Category: 雑談

熊本だけでなく、全国の方に読んでいただいている当ブログ。
今回は方言について(^-^;


私自身は仕事中はなるべく方言は使わないようにしているつもりですが、やはりちょこちょこ使ってしまいます。

よく使ってしまう熊本弁を3つほど挙げてみると...


『その後の調子はどがんですか?』

『しばらく耳は触らんようにしてくださいね~』

『鼻の中ば傷つけとるですね~』



こんなところでしょうか(^-^;?

『どがんですか?』は『いかがですか?』ですね。
もっと方言を強めると『どぎゃんですか?』


『触らんように』は『触らないように』です。
『~ん』は『~しない』という意味になります。
これは日常から結構使ってしまいます。

しかし、『~なん』となると『~しなくてはならない』となります。
『しっか勉強せなん』⇒『しっかり勉強しないといけない』
これも方言が強いと『~にゃん』となります。文字だけ見ると可愛い。


『~ば』は『~を』です。
『鼻の中を傷つけてますね~』という意味になります。



これら3つを使えば
『熊本ばどぎゃんかせにゃん!』
と訴えることも可能です(@_@)




ボロが出ないうちに熊本弁講座はこのへんにして...


方言というのはお互い理解できれば親近感がわきますし、逆に細かいニュアンスを伝えやすかったりもします。
ただし、使いすぎると『馴れ馴れしい』という感じになってしまいます。



個人的に熊本の病院で結構使われているけど、好きじゃない言葉があります。


注射など、痛みがある処置を行う時に...

痛かですもんね~

ニュアンスとしては『痛みがありますよ~』的な感じで使われていることが多いと思われますが...
う~ん、なんか好きじゃない。


他にも、例えば頭を動かす時に『頭ば動かしますもんね~』とか、検査を予定している時に『今日は検査ばしますもんね~』とか。
『もんね~』という言い方がなんとなく上から目線的に感じてしまうのは私だけでしょうか?

単に私がそう思っているだけで、言われている側は全然気にしていないかもしれませんが...(^-^;


私はこれからも普通に丁寧に話すことを心がけます。
微妙に熊本弁を交えながら(^_-)-☆




では、最後に熊本弁が強い耳鼻科医AとBの会話を。
解読してみてください(^^)
A『最近中耳炎がなかなか治らん子が多かつたいね』
B『ほんなこつ多かね』
A『検査すっと、まっぽし耐性菌だったけん。』
B『風邪くらいで抗生剤ばっか使っとっけんそぎゃんなっとたい』
A『かんなしだん』
B『しっかせにゃん。もうインフルエンザも出てきよっけんね』
A『もうそがん季節たいね』
B『忙しくなってくっばい』
A『がまだせ!』


なんだか中学校1年生くらいの英語教科書を思い出すような文章(^^;)
こうやって書くと、熊本弁は『つ』『っ』の使い方が大事っぽいですね。

Posted:2019.09.22 | Category: 雑談

今回でこのブログ300回となりました~(^^)/

blog_title01.gif

ちゃんと更新するようになって約3年半。
ざっくり計算すると4日に1回程度の更新...まぁまぁ頑張ってますかね(^^;)



やっぱり中耳炎やアレルギー性鼻炎、抗生剤などのネタは最初からガンガン書いちゃったので、最近はマイナーなネタばかりになっちゃうのと、ネタ切れ感もあります(*_*;


もちろん、3年前から治療が変わったり、新しい治療法が出たりすることはあります。
なのでその都度新しく書いているつもりですがそんなに頻繁には治療は変わりません(・_・;)


いまだに3年くらい前の記事にアクセスが多かったりします。
3年前の記事は当然3年前の知識ですので、現在とは変わっている可能性もあるわけで、その点はご留意いただければと。



さて、これからもブログは続けていきますが、まずこのブログは
『患者さんが疑問に思うであろうこと、知ってほしいこと』
『新しい医療情報』
『耳鼻科について』
『雑談&どうでもいい話』
などで構成されています。

なにか新しいスタイルというかテーマがないかと考えています(@_@)


例えば...





耳鼻科業界の闇を暴く!!





とか。


...流石に洒落にならない(^-^;?


ちょこちょこ書くかもしれませんが。




冗談(?)はさておき、これからも少しでも読んでくださる方に有用なものを書ければと思っています。


それから、耳鼻科というお仕事についてもまだまだ知ってもらいたいという気持ちもあるので、クリニックに限らず大きな病院での耳鼻科の役割なども紹介できればと考えています。


というわけで、これからもよろしくお願いします(^^)/

Posted:2019.09.17 | Category: 医療系のお話

昨日、とある熊本の耳鼻科の医師と話をする機会があったのですが、すでにインフルエンザが流行ってきている地域があるようです。


ryuukou201909.png
熊本市HPより

まだ市内ではインフルエンザの報告はないようですが...


県内の情報では10数人報告があるようです。

ニュースでも言われていますが、今年はインフルエンザ流行が早いようです。



逆に夏風邪(ヘルパンギーナ、手足口病、プール熱)は最近かなり少なくなりました。

そのかわり、今月になってよく聞くことが多いのがRSウィルス感染
基本的には1歳未満のお子さんで問題になることが多い病気ですね。


RSウィルスに関しては以前に書いたので、ご参照ください。
(⇒2017年10月10日のブログ『RSウィルス』




そしてじわじわ増えてきたのが、アレルギー

ハウスダスト、ダニアレルギーが秋ごろから悪化することが多いのはこのブログでもよく書いてますが、そろそろその時期のようです。
また、ブタクサ花粉症も徐々に症状がでている方もいそうです。

やはり症状が軽いうちから治療を開始した方が治療の効果も早いですので、早めの受診をお勧めします(^^)



Posted:2019.09.06 | Category: お薬の話 医療系のお話

前回ショック(特にアナフィラキシー)について書きました。

最後に『エピペン』という医薬品のことについて少し書きましたので、その続きです(^^)


前回書いたようにアナフィラキシーショックの治療にはアドレナリン(エピネフリン)を使用します。
しかし、アナフィラキシーショックは本当にあっという間に進行しますので、救急車を呼んで病院に搬送されてるまでの間に手遅れになってしまう可能性もあるわけです。

そこで、アナフィラキシーショックを繰り返したり、リスクの高い方に処方するのが『エピペン』です。
(アレルギーがあるからと誰にでも処方するものではありません)


DSC_3280.JPG
(これは練習用の見本です)


簡単に言うとアドレナリンを自分で注射するためのものです。

DSC_3281.JPG
こんな感じで

青色の安全キャップを外して、太ももの前外側にガチっと打つだけです。


エピペンは一回使用すると、もう針が出ないような仕組みになっているので、追加投与はできません。
あくまでも『症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤』という位置づけです。

なので、打ったら安心というわけではありません。

エピペンで時間稼ぎして、その間にしっかりとした治療を受けるためのものです。




話は変わりますが、自分で針を刺すっているのはなかなか勇気のいる行為ですよね。
実際にエピペンを使用するようなときは、痛みはあまり気にならないのかもしれませんが...どのくらい痛いんでしょう(^^;)


1回に出る薬液の量は0.3mlですのでそんなに太い針じゃないはず...と思って調べてみたら針の太さは『22G(ゲージ)』らしいです。
ちなみに成人用の0.3mgの場合、針は15mmあるらしい。
(0.15mgだと1.3cm)

意外と太いですね。

hari01.jpg
真ん中の黒いのが22Gです。
普通に採血とかでも使う太さですね。

エピペンを使用するような緊急事態ではズボンを脱がす時間もありませんので、そのまま打ちます。
なのである程度針も頑丈な必要があるのでしょう。


勤務医時代は22Gを『黒針(くろばり)』と呼んでました。ちなみに18Gは『ピンク針(ぴんくしん)』。
いまでもそんな呼び方するのかな?



話がずれてきてしまいましたが、エピペンはweb上で講習を受けて登録した医師しか処方できません。
私もだいぶ前に登録しましたが、あまり処方することは多くありません。

エピペンには使用期限もあり、切れると新しく処方が必要になりますので、どうぞご相談ください。

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