たかむら耳鼻咽喉科

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Posted:2016.08.19 | Category: お知らせ

8月9日に出演しましたTKU医療大百科がTKUのHPで配信されています。

1か月間ほど試聴可能とのことです。


宜しければご覧ください。(ちょっと恥ずかしいのですが)
http://www.tku.co.jp/web/pgm_info/kenrepo


医療大百科.jpg

Posted:2016.08.09 | Category: お知らせ

お盆も過ぎ、8月も後半になりました。

最近は中耳炎のお子さんが非常に多くなっています。
プール遊びなどで、お鼻も悪くなってしまうことが多いようです。
楽しい夏を満喫するために、鼻すすり・鼻づまりから、中耳炎や副鼻腔炎になる前に早めに対処しましょう。


8月の予定の追加です。

8月22日(月)午後 ~ 8月25日(木) 院長不在となります。

診療時間などは通常通りです。


nebu.JPG


最近始めました、新しい試み。
ネブライザー(鼻やのどに霧状のお薬をかける治療です)が苦手な方へ、香りをつけてみました。
実はかなり前からある方法なのですが、最近論文を発見し読んでみると治療効果も上がるということで導入してみました。

現在、ストロベリーがこどもたちに一番人気です。


Posted:2016.08.04 | Category: お知らせ

先日ご報告しましたTKU「健康リポート医療大百科」の撮影が本日お昼に行われました。

台本は頭に入れていたものの、なかなか実際に読むのは難しく、かなり棒読みになってしまったような...
(一応、大学時代は演劇部だったのですが)

また、オリンピック放送の関係で放送日が変更になったとのことです。
8月9日(火)11:20~11:25放送です!

DSC_1010.JPG

撮影後に水上清乃さんと一枚
当たり前ですが、やはりプロ。素晴らしかったです。

Posted:2016.08.01 | Category: ニュース

title_new.jpg



ついに8月になりました。真夏日が続き、今週末には市内や玉名などで花火大会もあるようですね。当院にいらっしゃる子供たちもみんなしっかり日焼けしてます。

暑い中ポケモンゲットしている方々で街中も賑わっていますが、くれぐれも熱中症にはご注意を。



8月の予定です。

8月3日(水)12日(金)...副院長不在(他院応援のため。診療は通常通りです。)


8月15日(月)...お盆休み



そして!


8月8日(月)11:20~TKU「医療大百科」に出演します。
8月7日(鼻の日)に合わせて鼻の話題を、とのことで題目は「副鼻腔炎」としました。子供でも大人でも問題になる副鼻腔炎。できるだけわかりやすいように基本的なことからお話しする予定です。
渋めの声で頑張ります!

Posted:2016.07.26 | Category: 医療系のお話 学会 補聴器

先日報告いたしましたが、7月20日~23日まで埼玉県は所沢の国立障害者リハビリテーションセンターにて補聴器適合判定医師研修会に参加してきました。

DSC_0988.JPG



4日間、ホテルと研修会場を行き来するのみの生活で補聴器について改めて勉強しましたが、いろいろ考えさせられることがありました。


まず、補聴器の調整をしっかり行うには、やはり大変な労力が必要ということです。
一度難聴になってしまうと、脳自体が「聞こえない脳」になってしまい、それを再び「聞こえる脳」にするにはしっかりと調整された音を聞き続けなくてはならない。「トレーニングが必要」というお話がありました。

宇都宮の耳鼻科の先生がお話しされていましたが、その先生の補聴器外来ではまず補聴器を貸し出し、約3か月かけて少しずつ調整し、その後に購入を検討していただくそうです。

済生会宇都宮病院のホームページからその先生が作成された冊子をダウンロードできます。非常にわかりやすく書かれていますので、ぜひご覧ください。


☆済生会宇都宮病院 難聴の聞こえは「トレーニング」しないと!良くならない!
http://www.saimiya.com/images/stories/sinryou/jibi/ent.pdf




そのようなお話しを聞いていて一番思ったのが、「補聴器を検討される側」の苦労が大きすぎるということです。


メガネ屋さんや時計屋さん、通販でも補聴器は購入できますが、聴力検査一回だけで完璧に補聴器を調整できるわけもなく、しっかりと調整するには耳鼻科と補聴器店を何度も通っていただかなくてはなりません。
(まして通販では検査すらしないわけですが、、、)


そのような現状で補聴器の使用に積極的になれないのも無理ありません。
日本の補聴器の普及率が欧米にくらべてかなり低いと言われています。それに加えて高額な補聴器を購入したけど、使えなくて無くしてしまったという話が非常に多いです。
ちゃんと調整していない補聴器ははっきり言って耳には害です。

補聴器は本当に進化しており、ハウリング防止(ピーピー音を消す)、雑音防止(周囲の雑音を消す)、指向性(どっちから音がしているかわかるようにする)など様々な機能がどんどん進化しています。防水機能もついています。Bluetoothを使って音を飛ばしたりもできます。


また、補聴器自体も小さくなっていますし、デザインも様々から選べます。
(デコレーションしたりしている方もいます)

siemens Cool.jpg



この補聴器はメイドインジャパンデザインらしい、機能的なカッコよさがありますね。

そのような素晴らしい機器をちゃんと使用できるように、もっと良い仕組みをつくるためには、耳鼻科と補聴器店、補聴器メーカーが協力することが大事だと思います。文章や検査結果のやり取りだけでなく、もっと購入される方々の面倒を少なくできるような方法があるのではないか、、、

私の今後の課題として取り組んでいくつもりです。



余談ですが、今回の研修会の参加者名簿。

DSC_0995.JPG
私は院長に昇格したようです(^^)

Posted:2016.07.13 | Category: こどもの病気 医療系のお話

ようやく大雨は落ち着いたのでしょうか。しかしまだ油断はできないような気がします。


先々週あたりからのど・鼻の調子を崩される方が多いようです。

大雨で濡れてしまったり、夜が蒸し暑いので冷房で温度を下げすぎてしまったり、、、

とは言っても冷房を使わないと熱中症になってしまいそうな蒸し暑さですので、上手に調整しましょう。

DSC_0978.JPG 

8月7日は第56回「鼻の日」。なんと1961年制定。歴史がありますね~ 



というわけで梅雨が明けてくれれば夏が到来します。

いわゆる「夏風邪」というものは主にアデノウィルスやエンテロウィルスなどが原因となります。それらのウィルスが起こす病気の代表的なものを挙げてみます。特にお子さんに注意が必要です。

 

ヘルパンギーナ
急な高熱と口の奥の方に水ぶくれ(水疱)ができます。水疱が破れると口内炎のようになります。口の中、のどの痛みで、食事・水分が摂取できず脱水になることもあります。痛みが強いと唾液を飲み込めなくなりますので、よだれを垂らしているような時は中止が必要です。

 

手足口病
その名の通り、手足と口に発疹ができます。まずは発熱から始まり、やはり水ぶくれのような形で、発疹が出現します。口の中全体に水ぶくれができて痛みがあります。

 

咽頭結膜熱
夏にプールで流行してしまうことが多いため「プール熱」とも呼ばれます。アデノウィルスが原因です。発熱で発症し、のどの痛み、結膜炎が出現します。学校保健法で症状がなくなってから2日経過するまでは登校禁止とされています。




どれも症状が強ければ入院することもある病気ですが、ウィルスが原因であり、抗生剤は効果がありません。

熱が高ければ解熱剤を、脱水には点滴を使うという対症療法が中心となります。

3~4日程度で治ることが多いですが、髄膜炎や心筋炎などの重篤な合併症を起こすこともあり、注意が必要です。
乳幼児・小児の場合は自分で上手に症状を訴えることができませんので
「元気がない」
なんだかぼーっとしている
などの見た目も重要です。
下痢・腹痛も起こすことがあり、やはり脱水になりやすい状態です。
食べやすいお粥や麺類、スポーツ飲料などを少しずつでも摂取するようにしましょう。



これらは飛沫感染と接触感染で広まります。
飛沫感染とはくしゃみや咳で唾が飛ぶことで、接触感染は直接触れることで感染しますので、うがい、手洗い、マスクがとても大切です。
もうすぐ夏休み。楽しい思い出を作れるようにしっかり予防しましょう。


(ちなみに私は昔旅行先で水ぼうそうになり、全然楽しくなかった思い出があります、、、)

Posted:2016.07.07 | Category: 医療系のお話 補聴器

7月20日~7月23日まで補聴器適合判定医師研修会のため、副院長不在となります。

診療は通常通り行っておりますので、どうぞお越しください。


 

補聴器については、一度詳しく書こうと思っていますが、現在補聴器を使用している方でも適切に調整できていない方が多くいらっしゃいます。

せっかく高額な補聴器を購入されても

「補聴器をしても聞こえない」
「音が大きすぎる」
「ピーピー鳴ってうるさい」

などの理由で使用せずに無くしてしまったという方がたくさんいらっしゃいます。


金銭的にも、生活の質・QOL的にも非常にもったいないことです。また、難聴の程度によっては補聴器購入の補助金を受け取れることもあります。

また、難聴と言っても治る難聴と治らない難聴がありますので、まずは難聴の原因をしっかり診断することが大切です。


当院では必要時に補聴器販売店より認定補聴器技能者の方に来ていただき、補聴器調整など相談を行っておりますので、どうぞ一度ご相談ください。

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新しいデザインのポケットティッシュ出来上がりました!

想像以上のご好評をいただき、最初につくった1000個があっという間に減っていったので追加!

熊本市耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
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