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もぐらタイムズ
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Posted:2017.06.28 | Category: 雑談
昨日6月27日は仕事が終わってすぐに街中へ。
この方とお食事
ましきクリニック耳鼻咽喉科
院長の桂文裕先生です。
(ご本人からちゃんとブログに載せる承諾を得ています(*^^))
以前から私が一番よく代診に行っている耳鼻科ですね。
そのお礼ということで、以前から何度もご馳走していただいてますm(__)m
桂先生は探究心、向上心旺盛と言いますか、色々な活動をされていて、いつも本当に忙しそうです。
書かれているブログを読んでいただければその多忙さが伝わるかと思います。
(⇒院長&スタッフブログ/ましきクリニック耳鼻咽喉科)
テーマがめちゃくちゃ多岐にわたってます。うらやましい。
昨日は医院の診療や器具から診療システムの話から、熊本の耳鼻科の現状・問題点の話などなど...
なかなか耳鼻科医同士でがっつり真面目に話し合えることって少ないので、貴重な時間。
特に開業医になると勉強会などでちょこっと会うだけのことが多いので、引きこもりがち。
勉強会にすら出てこない、会ったこともない人もたくさんいますし(^-^;
閑話休題
お酒が進むにつれて段々と真面目な話は少なくなっていきます。
お芝居や演劇の話
幽霊を信じるか信じないか(私は全く信じません)
宝塚記念を外した話(先生はブログで競馬の予想までしてます)
などなど...
そして、桂先生はゴルフが大好きなのですが、、、
『あと2年でシングルになれなかったらゴルフは止める!』と宣言していました。
(いちおう証拠を残しておきます(^^))
そのために最近ジムに通い、食事制限までしているとのこと。
いや~、素晴らしいバイタリティー(^-^;
私も運動不足が本当にひどいので、来月からジムに行こうと思っていたところですが、やはり何か目標があった方がいいですね。何か考えます(*^^)v
ゴルフを始めて100を切るのを目標にするというのはどうだろう?
でも桂先生、なぜかゴルフを教えるのは拒否するんだよな~( 一一)
ならいっそ桂先生に勝つことを目標に...( ̄ー ̄)ニヤリ
なんだかジメジメと生ぬるい梅雨らしい天気になってきました。
さて、7月6日(木)、7月7日(金)の2日間、耳鼻咽喉科臨床学会に行ってまいります。
私は不在ですが、例によって診療は通常通り行っております。
この耳鼻咽喉科臨床学会ですが、個人的に好きな学会。
その名の通り、『臨床』に特化した学会ですので、参加するとすぐに診療に使える知識や技術が獲得できます。
完全なる『臨床派』の私にとっては非常に為になる、面白い学会なわけです。
学会によっては『研究的』なテーマがメインだったりして、実践的には全然使えない知識ばかりのこともあります。
(もちろんこれも大事なんですけどね(^-^;)
そんな耳鼻咽喉科臨床学会、前回は鹿児島で開催されました。
(⇒その時の記事)
今年は山口県下関市!
テーマは『飛耳長目に学ぶ』
山口県といえばフグ!!
ではなく、吉田松陰。
飛耳長目とは吉田松陰が松下村塾で大事にしていた言葉で、『耳をそばだてて、良く効きなさい。目をしっかり開いて、よく見なさい』ということ。
常に世の中の動きに敏感であれ。という意味です。
偉そうに書いてますが...スイマセン、今調べましたm(__)m
"ひじちょうもく"って言葉は知ってたんですけどね~吉田松陰の言葉とは正直知りませんでした。
前回鹿児島で今回山口。
薩摩から長州へ。薩長同盟。
となると来年は土佐かな?
すごく浅い幕末知識で予想してみましたが、今回のプログラムを確認すると...
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特別講演
"「酒屋万流」今、日本酒が面白い。水害からの復旧..."
澄川隆俊(株式会社 澄川酒造所)
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これは絶対聞かなくては...(*^^)v
山口といえば最近凄い人気の『獺祭』を始め、美味しい日本酒がたくさん。
焼酎よりも日本酒派の私、断然楽しみになってきました(#^.^#)
しかし前回鹿児島の時も
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特別講演
"焼酎にみる風土と風味"
鮫島 吉廣 (鹿児島大学農学部焼酎・発酵学教育研究センター前教授)
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鹿児島大学にはこんな研究センターがあるんだと驚いたものですが、この話も非常に面白かったです。
しかしこの学会、実は酒飲みの会合なんだろうか(^-^;
そういうところも私好みですな。
Posted:2017.06.22 | Category: 医療系のお話
本日新しい電子内視鏡(ビデオ鼻咽腔スコープ)が届きました!!
こんな感じ。
耳鼻科でよく使う、鼻の中からのどの奥まで観察するための内視鏡ですね。
(痛い思いをしたことがある方も多いでしょう(*_*;)
先端は2.6mmと非常に細くなっており、こどもの鼻でも簡単に観察可能です。
手にピントが合っちゃって肝心の先端がボケてますが、細い!!
大人の方でも太い内視鏡だと当然痛みがありますが、これなら痛みもほとんどないはず。
しかも最新式ですので、細いくせに非常に画面がきれい!
やはり耳鼻科では声帯の小さな病変などもしっかり観察が必要ですので、画像がきれいに越したことはありません。
電子カルテに取り込んで管理することもできるので、時系列で比較していくことも簡単(^^)
そしてi-scanという特殊機能がついています。
ペンタックス独自のデジタル処理で、粘膜表面の凹凸や血管を見やすくする機能です。
これによって喉頭癌や咽頭癌など、癌の早期発見や診断をより確実にできます。
こんな感じの見た目になって、血管の走行などが非常に見やすくなります。
検査や治療は痛み・不快感が少ない方がいいのはもちろんです。
しかし、診断や治療効果がちゃんとなければ意味がありません。
医療機械の進歩にもしっかりついていきたいと思います(^^)/
Posted:2017.06.19 | Category: 雑談
今年もルマン24時間レースが終わりました。
ちょこちょことしか観戦できませんでしたが、今年も非常に面白いレースでした。
LMP1(一番速いクラス)はトヨタとポルシェのほぼタイマン勝負だったわけですが、トヨタ3台とポルシェ2台全車が大きなトラブルに見舞われるという事態。
トヨタ勢がどんどんトラブルで脱落していき、ずっとトップを走っていたポルシェ1号車も終盤に突然のトラブルでリタイア。
なんとLMP2という下のクラスの車がトップに立つという異例の事態に。
(LMP1とLMP2では全く速さが違います)
ちなみにこの車はジャッキーチェンDCレーシングという、あのドランクモンキーが出資しているチーム(^^)/
しかし、序盤にトラブルで1時間以上ピットストップしていたポルシェ2号車が怒涛の追い上げ。
ここの走りが熱かった!!
残り1時間というところで遂にトップに立ちそのままゴール。
ポルシェが19回目の優勝を飾りました。
そして今年さらに面白かったのはGTEプロクラスという市販車ベースの車のクラス。
トップのコルベットと2位のアストンマーチンが最後の1週まで熱いバトル!
24時間走って差がコンマ数秒とは恐ろしい世界です(*_*;
最後の最後にコルベットがグリップを失い始め、耐え切れずコースアウトしギリギリの状態だったタイヤもバースト。
アストンマーチンがこのクラスを制しました。
優勝したアストンマーチンのバックショット。
リアディフューザーがエグいですね(*_*;
去年のトヨタも残り3分で涙をのみましたが、やはりルマンは最後の最後までドラマがある。
しかしトヨタは結局完走1台のみで総合順位9位...
なにかが足りないんでしょうね~
そしてやっぱり最高峰のLMP1がポルシェとトヨタだけって寂しい。
歴代優勝回数2位のアウディはポルシェと同じグループなので復帰はないかもしれませんが、メルセデス、プジョー、ジャガー、ベントレーなどワークス勢が復帰してくれればもっともっと面白くなるはず。
日本勢もトヨタだけじゃなく、日産、ホンダ、そしてマツダの復帰とか...ないかなぁ( 一一)
とりあえずおめでとう!ジャッキー!!
Posted:2017.06.16 | Category: 雑談
いよいよ6月17日今年もルマン24時間レースが開催されます。
壮観!!
すでに予選が終わり、ポールポジションはトヨタ!
2番手もトヨタで、3,4番手にポルシェが続きます。
そして5番手にもトヨタ。
昨年はトヨタが残り数分までトップを走っていたのですが、突然のスローダウンでポルシェに優勝をさらわれました。
そんなこともあってか、今年もトヨタは気合十分。
3台のマシンを投入し、万全を期しています。
ルマン24時間レースはWEC(FIA世界耐久選手権)の第3戦ですが、今年の第1戦、第2戦はトヨタが勝っています。
そして前日行われたルマンの予選でも"圧倒的な"速さでポールポジション獲得。
はっきり言って出来すぎなくらいの速さを見せています。
しかし、24時間耐久ですから、何が起こるかわかりません。
トラブルがなければ...というところです。
私ルマンの鑑賞は大好きです。
2年位前には病院のバイト当直中で、なにもすることがなく18時間くらいルマンをずっと見てました。
やはりルマンで面白いのは夜間走行。
こんな暗い中を300km/hで走るんですから恐ろしい世界です。
しかし、その姿がカッコいいんです(*´з`)
夜間走行で以前話題になったのが、アウディが採用していたレーザーヘッドランプ。
こんなんです。確か片方で5000万円とかいう話でした(・_・;)
平均時速200km/hオーバーの世界ですから、遠くまで照らさなきゃいけません。
アウディのヘッドライトは800m先まで照らすことができ、ライバルに差をつけたそうです。
確かにとんでもなく明るいですね。
その後アウディはルマンから撤退してしまいましたが、このヘッドライトの技術は現在アウディの市販車にガンガン応用されています。
レースはただの勝負の場所ではなく、市販車の実験場でもあるわけです。
そしてルマンは夜明けも美しい。
24時間で1週13kmのコースを300周以上、5000km近い距離を走行するので、コースの途中で雨が降ったり様々なドラマが展開します。
そしてピット作業も注目です。
2年前のルマンだったか、アウディがクラッシュしてボロボロになりながらピットイン。
しかしこんなボロボロでもあっという間に部品交換して何事もなかったかのように走り続けました。
どんな傷を負ってもピットにさえ帰れば復活するという"ゾンビ・アウディ"という呼び名が一部で広まりました。
さぁ今回
ポルシェが最多優勝回数を更新して19回目の優勝か、トヨタが悲願の初優勝を飾るのか...
今年も楽しみです。
いつか生観戦したいな~
Posted:2017.06.14 | Category: 雑談
梅雨なのにあまりジメジメしない暑さが続いていますが、、、
8月6日グランメッセ熊本
「熊本震災復興チャリティー DREAM is SUPER☆RINGS~心と力で繋ぐ復興~」
というイベントが開催されるそうです。
プロレスのイベントですね。
プロレス自体のマッチメークもかなり有名な選手が揃っていますが、なんといっても注目は...
小橋建太と蝶野正洋のトークバトル!!
蝶野正洋選手は年末の『笑ってはいけない...』でもお馴染みの通称"黒のカリスマ"。
小橋建太さんは私の日本プロレス史において5本の指に入る超名レスラー。
腎臓がんを患い、腎臓摘出手術を受けてからも復帰するという凄まじいレスラーです。
この辺を語りだすととんでもなく長くなるので、止めときますが(*_*;
"剛腕"と呼ばれたこの腕!
186cm120kgで腕回りが54cmあったという...(・_・;)
ちなみに手前が小橋建太さんで、奥は潮崎豪選手。
潮崎選手は熊本県熊本市出身で、私と同じ中学校卒業です。
さらにゲストとしてボクサーの辰吉丈一郎さんの名も!!
私、大学時代にボクシングもしていたので、これも熱い!!
前にちょこっとF1がらみの話題を書きましたが、私がモータースポーツ好きになった原因はプロレスからなんです。
というのも、私が小学生~高校生の頃、日曜日の全日本プロレス中継が夜中に放送されていたのですが、その前にF1の放送があっていました。
確かF1が23:30くらいからで、プロレス中継が2:00くらいだったかな~
なのでプロレスを観るために夜更かししながら暇つぶしにF1も観ていたらF1もハマってしまったわけです。
その当時はミハイル・シューマッハとデーモン・ヒルが激しいチャンピオン争いをしていました。
調べてみると1994~1996年ですね。
もう20年以上前か...(・_・;)
そしてその当時の全日本プロレスといえば"四天王プロレス"の全盛期。
三沢光晴、川田利明、田上明、そして小橋建太の4人が一時代を築いていました。
さらにスタンハンセン、スティーブウィリアムス、ゲーリーオブライト、ジョニーエース、ベイダーなどの外人プロレスラーもスター揃い。
この当時の三沢vs川田、三沢vs小橋のタイトルマッチはプロレス史に残る超名勝負ばかりです。
そしてライバルの新日本プロレスは確か土曜日にテレビが放送されていました。
(記憶が微妙に間違っているかもしれませんが(・_・;))
全日本プロレスの"四天王"に対して当時の新日本プロレスの中心は"三銃士"
武藤敬司、橋本真也、そして蝶野正洋です。
特に武藤敬司選手は入場シーンから技の一つ一つまでとにかくカッコよかった。
UWFとの抗争、武藤敬司vs高田延彦の名勝負やnWoの日本上陸までこちらもかなり盛り上がっていた時代です。
橋本真也さんは熊本のパチンコのCMに出演していましたが、その撮影の時に会いにいってサインを貰ったりもしました。
もう亡くなって10年以上...
そして三沢光晴さんは小橋建太と並んで、間違いなく日本プロレス史で5本の指に入る名レスラーだと思っていますが、三沢さんはリング上の事故で亡くなりました。
それが2009年。
同時期から小橋建太さんも怪我による欠場が多くなり、プロレス界全体が低迷。
散々もてはやされた格闘技ブームもあっという間に終焉を迎えました。
その頃からあまりプロレスを観なくなって、毎週必ず買っていた『週刊ゴング』も買わなくなりました。
大きな大会は時々見ていましたが、なかなか会場に足を運ぶまでは至らずでしたが、今回のイベントはかなり熱い!!
プロレス愛(ラブ)が再燃してきそうだ!!
8月6日の予定を見てみると!!
...厳しそう(:_;)
とある雑誌の表紙です。
『その肺炎治す?治さない?』とはなかなか目を引く表題ですが、やはり『かぜに抗菌薬を使うべからず』。
厚労省が今月にも『抗微生物薬適正使用の手引き』というものを全国に配布するという話は以前からあり、それに合わせた記事ですね。
以前にも書きましたが、いわゆる風邪に抗菌薬は効きませんので、使わないのは当然。
さらに記事の中では『急性気管支炎』『急性咽頭炎』にも抗菌薬を使うべからずと書いています。
急性咽頭炎はたくさん診ますが、たしかに扁桃炎を併発している場合などを除けば抗菌薬が必須なことはあまりありません。
そしてこの記事の中ではヨーロッパ各国の抗生剤使用状況と日本の状況を比較しているのですが、これがなかなか興味深い。
抗菌薬の使用量については、日本は少ない方です。
しかし、その内容が特徴的。
日本『以外』の国々で最も使用量が多いのは『ペニシリン系』(サワシリン、パセトシン、ワイドシリンなど)と言われる一番基本的な抗菌薬です。
日本は一番が『セフェム系』(メイアクト、フロモックス、セフゾンなどなど)、次が『マクロライド系』(クラリシッド、ジスロマックなど)。
この偏りが結構前から問題視されており、
現にこの『セフェム系』、『マクロライド系』は耐性菌が非常に増えています。
有名なのがマイコプラズマで、以前はマイコプラズマ肺炎にはマクロライド系が処方されていたのですが、耐性菌が増えてきて本当に効かなくなりました。
(マイコプラズマにはペニシリン系やセフェム系は最初から効きません)
その結果、最近はマイコプラズマ肺炎が疑われるとトスフロキサシン(オゼックス)がガンガン使われちゃってます。
トスフロキサシン(オゼックス)は治りにくい中耳炎のために作られたお薬です。
はっきり言って最終手段として使われるべきお薬です。
本当に良く効くので、マイコプラズマ以外にも軽い中耳炎や副鼻腔炎にもたくさん使われちゃってます。
そして肝心の中耳炎になったときには非常に治りにくい中耳炎の出来上がり。
話がちょっと逸れましたが、このまま抗菌薬の不適切な使用が続くと耐性菌問題によって2050年には世界で1000万人が死亡。
そして100兆ドルの経済的損失がでると予想されています。
『100兆ドルっていくらだよ!』って感じの途方もない額ですね(^-^;
耐性菌の問題だけでなく、当たり前ですが無駄なお薬は使うべきではありません。
全ての薬には副作用があります。そして無料の薬もありません。
...なんだか今回も医者への苦言のようになっちゃいました(^-^;
だいたいこういうことを書くときって長すぎる文章になるんだよな~
といいつつ雑談の時もダラダラ書いちゃうのが私の悪い癖ですがm(__)m
熊本市の耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
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