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繰り返しになりますが、、、
9月19日(火)~9月22日(金)
副院長不在となります。
診療時間等は通常通りです。
しかし直撃コースですなぁ(*_*;
しかも"非常に強い"台風ですので、皆さんどうぞお気を付けください。
台風と言えば思い出すのが大学生の頃。10年以上昔の話になりますが( 一一)
次の日に台風が来るのを知っておきながら前日友人の家で飲み会をしてそのまま泊まり込み。
次の日の朝、目覚めると部屋中が水浸しでした。
部屋は確か4階くらいだったと思いますが、完全に床上浸水状態(*_*;
もちろん窓は閉めていましたが、ベランダの排水がうまくいっておらず溜まった水が窓の隙間から部屋にガンガン侵入していました。
ありったけのタオルを集めて水を出して窓の隙間に敷き詰め、なんとか耐えましたが二日酔いの身体にはキツカッタ。
しかしあの時の台風は凄かった。
あちこちで道路が冠水してしまい、車はほとんど走っておらずゴーストタウン状態。
なんたって一番の繁華街を通る道路が完全に川になっていて通行止めにされていましたから(:_;)
今回の台風はそんな被害がでないことを祈るばかりです。
ミサイルも飛んできてますし、、、
やはり今月からアレルギー性鼻炎の状態が悪くなる人が多いですね。
そこでアレルギー性鼻炎関連の最近発見した論文から。
台湾からの論文なのですが、小児のアレルギー性鼻炎が虫歯(う蝕)を起こす頻度と関連しているか調べています。
9000人以上の子どもを対象に調べたところ、結論はアレルギー性鼻炎持ちの子どもは虫歯で病院を受診する頻度も多く、アレルギー性鼻炎が虫歯の発生と関連していると考えられました。
この結果自体は予測できたもので、アレルギー性鼻炎があるとどうしても口呼吸が多くなってしまいます。それによって口の中が乾燥してしまうわけです。
唾液には口の中をきれいにする作用がありますので、唾液が減ると虫歯や歯周病になりやすくなります。
シェーグレン症候群という唾液が減ってしまう病気がありますが、その病気でも虫歯は代表的な症状のひとつです。
さらに口がずっと開いている状態になると、歯並び、嚙み合わせが悪くなりやすいとも言われます。小さな子どもが寝ている時に口呼吸していたり、ずっと口が開いているような状態には注意しましょう。
大人でも口呼吸は鼻呼吸と比べて前頭葉の酸素消費量が多くなり慢性的な疲労感や集中力の低下を来すとも言われます。
当院のホームページ内のアレルギー性鼻炎の箇所でも書いてますが、アレルギー性鼻炎によって作業効率が下がるなどの影響は非常に大きいのです。
(⇒アレルギー性鼻炎のページ)
まぁ普通に考えてスポーツしたり勉強しているときに鼻がつまっているとパフォーマンスに影響しますよね(^-^;
大人も子どもも鼻づまりを甘く見ちゃダメ(*^^)
日本耳鼻咽喉科学会の初の全国調査によって2015、2016年の2年間で"おたふくかぜ"の合併症で難聴になった人が少なくとも336人いることがわかったと発表されました。
"おたふくかぜ"と言えば典型的には"耳下腺"といって耳の前~下にある組織が腫れあがる病気です。
痛みや発熱が主な症状ですが、合併症として難聴の他、髄膜炎を起こすこともあります。
この難聴は"ムンプス難聴"とも言いますが、残念なことにほとんど治りません。しかも重度の難聴の割合が多く、その後の生活に大きな影響を及ぼします。
両側の重度難聴を起こすこともあり、その場合は有効な治療は人工内耳の埋め込みくらいしかありません。
おたふくかぜはムンプスウィルスという"ウィルス"が原因ですので、抗生剤を使っても意味がありませんし、自然に治るのを待つしかありません。
しかし、その予防法として"ワクチン"の接種があります。
現在日本ではおたふくかぜワクチンは任意接種となっています。つまり『受けたいならどうぞ』っていう感じ。
アメリカやヨーロッパを含め、日本以外の先進諸国ではほとんど定期接種です。もちろん患者数は日本と比べてめちゃ少ないと報告されています。
日本も以前はMMRワクチンといって麻疹、水痘、おたふくかぜのワクチンが定期接種で行われていました。しかし、髄膜炎の副作用を起こす頻度が高いということで任意接種になったわけですが、その結果30~40%しか予防接種を受けていません。
今回の報告では2年間で336人となっていますが、実際にはもっと多いと思われます。
小さな子どもの難聴は気付かれずに放置されることもあり、最終的に原因不明となることもあるし、もともと届け出が必要な病気でもありませんので。
日本では流行する年には100万人以上、少ない年でも40万人程度はおたふくかぜにかかっています。
難聴を起こす頻度については色々報告がありますが、概ね0.01%~0.1%という感じ。
年間100万人のおたふくかぜ患者さんがいれば、100人~1000人が重い難聴の合併症を起こすことになります。幅が広すぎてピンときませんが(^-^;
兎に角、日本耳鼻咽喉科学会の発表も結論としては
『先進国で定期接種でないのは日本だけだ、急に何も聞こえなくなって一生後遺症に苦しむ現実がある』
としてワクチン接種を勧めています。
一番はまたワクチンが定期接種になることが望ましいと思いますけどね(^^)
Posted:2017.09.04 | Category: 雑談
急に気温が下がった影響か、先週からのどを痛める方が多いです。
アレルギー性鼻炎の方も気温の変化からか調子が悪くなりがち。
そして秋の花粉である『ブタクサ』『ヨモギ』などにも注意が必要ですね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さんご用心を(^^)
さて、秋と言えば食欲の秋、芸術の秋、、、そしてスポーツの秋!!
以前に『鈍った体を叩き直す』と宣言してしまいましたが
(⇒6月30日の記事)
その後ジムには行ってません(^-^;
そのかわりゴルフの打ちっぱなしを始めてみました。
週に1~2回。2時間くらいですが、なかなか運動になります。
しかしゴルフって真っすぐ打つだけでも難しいんですね(*_*;
始めて1か月半くらいですが、ようやく形になってきた感じがします。
その結果、、、
体重が65kg⇒61kgまで減少!!
調べてみると打ちっぱなしの消費カロリーはだいたい1球で1kcal。
1回に200球くらい打つので、カロリーとしては200kcal程度。
それだけで痩せるとは思えないが、、、
自宅で簡単な筋トレ(腕立て、スクワット、腹筋)をたまにしているので、それで基礎代謝がアップしている影響もありそうです。
やはりたまに運動したほうが体も軽くて良い!!
宣言通り誕生日までには60kg切りそうですので、このまま続けていきます(^^)
そろそろゴルフ場にも行ってみたいな~
ホントに早いもので、9月になりました。
すっかり涼しくなって、好きな季節です(^^)
さて、まずは9月の予定です。
9月19日(火)~9月22日(金)
副院長不在となります。
診療時間等は通常通りです。
最近色々と気になるニュースもあり、書きたいネタがたくさん溜まっちゃってるんですが、、、
今回は面白いニュースで(^^)
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米国整形外科学会(AAOS)は8月9日、学童の夏休み終了を前に安全なバックパック使用のための注意事項を提示。体格に応じたサイズのバックパックで子どもに多く見られる背中、首、肩の痛みや損傷のリスクを最小限にすることが重要と呼びかけた。
同学会による安全なバックパック使用のヒントは次の通り。
・通学用バックパックには学校用品のみとする。その日に必要なものだけを持ち歩く。出来る限り、重い本は自宅や学校に置いておく
・バックパックを持ち上げる際は膝を使うこと
・重い物は下方かつバックパック中心に入れるようにし、背中にかかる重さを均等に分散させる
・両方の肩ストラップでバックパックの重みを均等に分散し、肩ストラップを調整して負荷のかかる位置を背中に近付けるようにする
・学校と自宅では、つまずきを防ぐため、通路近くへバックパックを置かないようにする
バックパック使用で親が意識すべき事項は以下の通り。
・時間が許す限り、まめにロッカーに立ち寄って重い本を入れ替えるようアドバイスする
・子どもがバックパックを背負ったり降ろしたりする際は、大変そうにしていないかを観察し、重そうな物は手荷物として持たせる
・子どもの手足がしびれたり、ヒリヒリしたりする場合は、バックパックが体格に合っていない、あるいは荷物が重すぎる可能性があるので、親に知らせるように伝えておく
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調べてみると、アメリカでは日本のランドセルのようなものではなく、普通のリュックのようなものを使っているみたいですね。
赤字の部分がいいですね。
私が小中学生の時は学校に教科書とかを置いて帰ったら『置き勉』とか言って怒られてた覚えがあるのですが、、、
私はもちろん『置き勉』ばっかりしてたので、アメリカ基準では正しかったことになります(^-^;
しかし、項目一つ一つが細かい!
アメリカではそんなに小さい子のリュックでの事故が多いのか。
最近はランドセルも本当にたくさんの種類があるようですが、ちゃんとサイズを合わせようとしたら小学校6年間で買い替えが必要な気もする。
少しは調整できるんでしょうけどね~
Posted:2017.08.30 | Category: 医療系のお話
もう9月になりますね~、早いもんです。
さて、ちょっと面白いニュースを目にしました。
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「そのくらいの傷なら唾を塗っておけば治る」は本当だった?!ヒトの唾液に多く含まれるペプチドであるヒスタチン1やヒトの唾液をニワトリやヒトの培養細胞に添加すると、内皮細胞の接着や遊走、血管新生を促進するとの実験結果が報告された。米国実験生物学会連合がFASEB Journalの掲載論文を紹介した。
口腔内の創傷の治癒が他の部位に比べ、早いことが知られており、唾液が創傷治癒メカニズムの一部を担うと推定されてきたが、詳しい機序は分かっていない。
研究グループは今回、ニワトリやヒトの培養細胞を用いた実験で、唾液に含まれるヒスタチン1や唾液が内皮細胞の接着や血管新生の促進など創傷治癒に関わる作用を持つことを証明した。FASEB Journal編集長は「この検討により創傷治療がさらに進化するかもしれない」と評価。「動物や子供が傷を舐める行為に潜む意義を思い出させてくれた」と述べている。
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昔は怪我をすると消毒薬をつけて、ガーゼを当てて乾かす、というのが当たり前でした。
"赤チン"なんてのもありましたね。私も子どもの頃には良く塗られました(^-^;
しかし、結構前から"傷は消毒しない"というのが医療現場でもほぼ常識です。
消毒液が逆に組織を傷害し、傷の治りを悪くします。
傷に消毒液をつけると染みて痛みがありますが、まさにあれは傷をさらに痛めつけているということ。
傷はなによりも"洗う"ということが重要です。
水道水で構いません。どんどん洗うことが大事なんです。
例えば頭を切ったり、足を切ったりして病院を受診するとまず生理食塩水でじゃばじゃば洗われると思います。それが正しいんです。
そしてガーゼを当てる(乾燥させる)のも良くありません。
ガーゼを当てるとしても、直接ではなく軟膏などを塗ってから当てることが必要です。
ちょっと前からドラッグストアでもシート状の被覆材が売っています。
防水性能の被覆材で覆うことで傷口から染み出る"浸出液"が溜まります。
その"浸出液"が傷を治す為に重要なのです。
舐めときゃ治る、は言い過ぎですが、人間の免疫力に頼るということは重要ですね(^^)
もちろん、血がどんどん出たり、ぱっくり開いているような傷は舐めないで病院受診してくださいm(__)m
Posted:2017.08.28 | Category: 雑談
昨日は表題の通り、日曜当番医。
季節的に患者さんの多い時期ではありませんが、朝方は結構患者さんで混みあいました。
多かったのが急な発熱、咽頭炎、扁桃炎。そして子どもの中耳炎。
その中で鼻出血や魚の骨がのどに刺さった方、突発性難聴まで処置や検査が必要な方も多く午前中は結構ドタバタ(*_*;
昼前には落ち着いてゆったり診療できておりましたが、、、
ただひとつだけ、残念なことが!!
フロイド・メイウェザー・ジュニア VS コナー・マクレガーが観れなかった...
御存じない方のために簡単に説明しますと、フロイド・メイウェザーはボクシングの元5階級王者。
戦績は49戦49勝というとんでもない成績を残す怪物級のボクサーです。
2015年には同じくボクシング元6階級王者マニー・パッキャオとの試合を制し、年収3億ドルという桁違いの収入でスポーツ選手長者番付で過去最高を記録しました。
一方、コナー・マクレガーはボクシング選手ではありません。
アメリカのUFCという団体の王者で、総合格闘家です。
今回の試合はボクシングルールですので、間違いなくメイウェザーが有利。
唯一メイウェザー側の不安材料といえば40歳という年齢だけ。
マクレガー側の不安材料はもちろんルール。蹴りも肘打ちも投げも寝技も使えない。
試合時間もUFCではタイトルマッチで5分5ラウンドですが、今回は3分12ラウンドで全然違います。
もしも勝機があるとすれば、最初の3ラウンドまでに圧力をかけまくって流れを持っていくか、そのまま倒しきるくらいかと。
しかし、メイウェザーは脅威のディフェンス力で勝ち続けてきた選手。
おそらくはマクレガーの圧力をうまくいなして、疲れてきた後半に勝負。という予想が大半。
結果
大方予想通り、10ラウンドでメイウェザーのTKO勝利。
後で試合を観ましたが、ボクシングのレベル的にはやはり差があり過ぎました。
しかし、こんな試合が成立してしまうのがアメリカの凄いところです。
両者のファイトマネーはそれぞれ1億ドル以上と言われています。
ちなみに去年、スポーツ界で最も稼いだサッカーのクリスティアーノ・ロナウドの年収は9000万ドルくらいなので、それ以上の額を1試合で稼いでしまうわけですね(*_*;
試合前の両者の煽りあいから、試合の盛り上げ方が非常に面白い。
まさにエンターテインメント+スポーツという感じで、アメリカンプロレスも大好きな私は非常に満足でした(^^)
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