たかむら耳鼻咽喉科

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Posted:2018.08.07 | Category: 雑談

8月予定
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8月6日(月)~8月10日(金) 都合により院長不在

お盆休み
8月11日(土)~8月15日(水) 休診
8月16日(木)~ 通常通り診療
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今年もやってきました『8月7日は鼻の日』です。
毎年ネタにしてる気もしますが、特に特別なイベントがあるわけでもなく(^-^;
(去年はテレビ撮影がありましたけど)


3月3日『耳の日』は毎年耳関係の講演会なんかが開催されている気がするのですが、なぜ鼻は盛り上がらないんだろうか...


確かに、耳鼻科医の中でも『鼻の専門家』より『耳の専門家』の方が多いと思います。



制定も鼻の日は1961年、耳の日は1956年。
両方とも日本耳鼻咽喉科学会が制定したものですが、耳の日の方が先。


まぁ『耳鼻咽喉科』という時点で耳の方が先にきてますし。
『鼻耳咽喉科』ってなると非常に読みにくい。びじいんこうか。


ちなみに耳鼻咽喉科を英語で言うと"Otorhinolaryngology"


これも
耳科学otology
鼻化学rhinology
咽頭科学pharyngology
喉頭科学laryngology

これらをつなげた形です。
やっぱり鼻より耳が先。
(というよりこれを和訳して耳鼻咽喉科になったんだろうけど)



さらに、英語では耳鼻科を"ENT"と呼ぶことが多いのですが、
ENT=ear,nose and throat (耳、鼻、のど)
これも耳が先。



かなり無理矢理鼻の日をネタにした感じですが(^-^;
皆さん、鼻も耳も大事にしましょう(^^)/



DSC_2538.JPG
先週土曜日に用事で街中に行ったとき、川沿いに出店がたくさん。
火の国祭りは雨で残念でしたね~(^-^;
(本文とは一切関係ありませんm(__)m)

Posted:2018.08.01 | Category: お知らせ

8月予定
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8月6日(月)~8月10日(金) 都合により院長不在

お盆休み
8月11日(土)~8月15日(水) 休診
8月16日(木)~ 通常通り診療
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来週1週間は院長が不在となります。
お盆休みもありますので、ご注意ください。


今日から8月、子どもたちは夏休み真っ最中。
最初は毎日頑張っていた宿題もなんとなくサボってしまい、毎日の日記も空白が出てきてしまう時期。あとは最終日のラストスパート。
小学生の頃は毎年そんな感じで過ごしていたような...(^^;)


今週末には火の国まつりも開催されます。
はしゃぎすぎて体調を崩さないようにしましょう(^^)/

てってってっ、てっててれってって♪

Posted:2018.07.30 | Category: 雑談

題名の通り、日曜当番医でした。


当番医の場合、やはり当院が初めてという方がほとんどで、最初の問診に時間がかかります。
そして基本的には急いで診療が必要な方のための当番医ですので、急性の病気が多い。

子どもの急性中耳炎や気管支炎、扁桃炎や鼻出血や魚の骨がのどに刺さったなどなど...



ただ昨日は夏場ということもあり、そこまで患者さんの数も多くなく医師2名体制ですのであまり待ち時間もなかったのではないでしょうか。
冬場だと中耳炎も増えるしインフルエンザの方もたくさんですのでどうしても混みあっちゃいますが(^-^;



そしてこの時期は夏休みということもあり、他県から旅行中の方の受診もあります。
せっかくの旅行中に体調を崩すと大変(^-^;


お薬などですぐに改善する病気なら良いですが、中耳炎や扁桃炎など改善に数日かかるような病気だと『残念な旅行』という思い出が残っちゃいます(*_*;

来月にはお盆休みもありますし、旅行前には体調を万全にしましょう。
(なかなか難しいけど)



特にアレルギー性鼻炎持ちの方、旅行など環境の変化によって鼻炎が悪化することはよくあります。
旅行には必ずお薬を持っていきましょうね(^^)/

私も旅行には解熱鎮痛剤と抗ヒスタミン薬は必ず持っていきます(@_@)

Posted:2018.07.27 | Category: お薬の話

前回のブログで
『漢方薬なら副作用がなくて安全と言われる方もいますが、もちろん漢方薬にも副作用はあります(@_@)』


と顔文字付きで書いちゃいましたので、今回はそのお話。



ちなみに、この記事を書くにあたって、漢方薬について改めて調べたのですが

漢方薬には『副作用』という概念がない。という情報を発見しました。
漢方薬を使用して何か問題が起きると、それは副作用ではなく、診断ミス、投薬ミスとみなされるとのこと。
(wikipediaに書いてました(^-^;)


これは知らなかった...(^^;)
こういったこともあり、『漢方薬=副作用なし』という認識が広まったのかもしれませんね。




さて、耳鼻科でよく使う漢方薬としては...
小青竜湯
柴苓湯
当帰芍薬散
八味地黄丸
加味帰脾湯
十全大補湯
半夏厚朴湯

などが挙げられます。



この中でも耳鼻科での使用頻度が高いと思われる小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を例に挙げます。


特にアレルギー性鼻炎で小青竜湯を使ったことがある方は結構多いんじゃないでしょうか。


この小青竜湯の中に『麻黄』という成分が含まれています。
この『麻黄』の主成分は『エフェドリン』と言います。
というより元々『麻黄』という植物から『エフェドリン』は抽出されました。



『エフェドリン』は交感神経刺激薬として気管支喘息や気管支炎の咳止めのように使用されていたり、麻酔時の血圧を上げるために使用されたりします。
血管を収縮させる働きがあるので、妊娠されている方は避けた方が良いとされています。



この『麻黄』ですが、有名な『葛根湯(かっこんとう)』にも含まれています。
妊娠中の風邪症状などに小青竜湯や葛根湯は避けた方が良いでしょう。
(ドラッグストアでも買えちゃいますし)



さらに小青竜湯に含まれる『甘草』という成分は『偽アルドステロン症』という副作用を起こす可能性があることも有名。
『偽アルドステロン症』とは血圧を上げるアルドステロンというホルモンが増えていないのに高血圧などの症状を呈するものです。
これは特に高齢者の場合、注意が必要。




色々怖そうな感じで書いちゃいましたが、もちろんこのような副作用が必ず起きるわけではありません。
特に『漢方薬が悪い』というわけでももちろんありません。



何度も書いてますが、漢方薬だろうが西洋薬だろうが『薬』とされているものは全て副作用を起こす可能性があります。
不要な薬は飲まない方が良いし、必要がある時は医師や薬剤師の指示を守ってしっかり使ってください(^^)

Posted:2018.07.23 | Category: お薬の話

『アレルギーの薬をずっと飲んでると太ると聞いたんですが、大丈夫ですか?』
という質問を稀に受けます。


DSC_2532.JPG


こちら、デザレックスという抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)の添付文書(説明書)の一部です。
最近、副作用の欄に『食欲亢進』が追加されました。

副作用の頻度は『頻度不明』となっています。



アレロック(オロパタジン)や、ザイザル(レボセチリジン)の添付文書のには『体重増加』という副作用の記載もあります。



抗ヒスタミン薬は名前の通り、『ヒスタミン』というアレルギーの際に放出される物質を抑えます。
この『ヒスタミン』が食欲の抑制に関係しており、『ヒスタミン』を抑えることで食欲が増進してしまうと言われています。




じゃあ実際、抗ヒスタミン薬で太っちゃうの?




正直、過剰な心配はいりません(^^;)



抗ヒスタミン薬は毎日たくさんの方に処方していますが、『この薬飲むと食べ過ぎちゃって...』なんてことは言われたことありません。





まぁアレルギー性鼻炎で『においが感じないから食事が美味しくない』という方は薬を使用することで食事が美味しくなっちゃって体重が増えるなんてことはあるかもしれませんが(^-^;





どんなお薬にも副作用はあります。
漢方薬なら副作用がなくて安全と言われる方もいますが、もちろん漢方薬にも副作用はあります(@_@)





副作用の確率よりもお薬を使うことのメリットが大きい時にお薬は使うのが大原則。

なので、お薬が必要な時は添付文書に載ってる副作用全てを過剰に心配する必要はないでしょう(^^)/



Posted:2018.07.17 | Category: お知らせ

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7月20日(金)午後~7月21日(土) 
上記の期間 院長不在となります。

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凄い猛暑が続いてますね(^-^;
テレビでも熱中症予防のお話が毎日のように放送されてますが、こまめな水分補給と温度管理にはお気を付けください。


熱中症以外に所謂『夏風邪』もちょこちょこ目にします。



以前にも書いたことが何回かあると思いますが、『夏風邪』とは主に以下の3つのことを指します。

 

ヘルパンギーナ
急な高熱と口の奥の方に水ぶくれ(水疱)ができ、水疱が破れると口内炎のようになります。発熱、口の中、のどの痛みで、食事・水分が摂取できず脱水になることもあります。痛みが強いと唾液を飲み込めなくなりますので、よだれを垂らしているような時は中止が必要です。

 

手足口病
その名の通り、手足と口に発疹ができます。まずは発熱から始まり、やはり水ぶくれのような形で、発疹が出現します。口の中全体に水ぶくれができて痛みがあります。

 

咽頭結膜熱
『プール熱』とも呼ばれます。アデノウィルスが原因です。発熱、のどの痛み、結膜炎が出現します。
学校保健法で症状がなくなってから2日経過するまでは登校禁止とされています。



これら『夏風邪』はウィルス感染によるもので、特効薬はありません。抗生剤ももちろん効果がありません。
なので、熱が高い時には解熱剤を使用するなどの対症療法が基本。



3~5日で治ることが多いのですが、まれに髄膜炎などの重い合併症を起こすこともありますので、熱が長引いたり、嘔吐を繰り返すなどの症状があれば注意が必要です。



それから、周囲の方がうつらないように、もちろん手洗い、うがいも重要ですね(^^)


Posted:2018.07.11 | Category: 雑談


昨夜はこちらにお邪魔しました。


DSC_2518.JPG

『Meiji Seika ファルマ』
こちらのビル、ワンフロアがMeijiグループで占拠されてます。



Meijiと言えば...



aporochoko.jpeg

アポロチョコレート



chokobaby.jpg
チョコベビー
(これ好きだったな~)


などなどのお菓子を想像される方が多いかと思いますが、医薬品もたくさん作ってるメーカーなんです。



耳鼻科関連で言うと...
抗ヒスタミン薬(アレルギーのお薬)の『ビラノア』
抗生剤の『メイアクト』『オラペネム』など



で、昨日はそんなMeijiさんで社内勉強会の講師としてお招きいただきました。


その模様は完全に写真を撮り忘れたのですが、アレルギー性鼻炎のお話から関連疾患としての中耳炎と抗生剤のお話をしました。


一応講演という形ではあるのですが、こちらからも質問したり、ある意味討論会?


有意義な時間を過ごしました(^^)/





ついでの雑談



hilemon.jpg
Meijiの『ハイレモン』
これも好きだった人、多いんじゃないでしょうか。


hilemon3.jpg
中身はこんな感じ。

お薬の錠剤と同じような包装の仕方ですよね(PTP包装ってやつです)。
これも薬剤をつくっているメーカーだからこそ!




ということを私も最近知りました(^^;)


実は栄養機能食品ってとこもそれっぽいですな(@_@)

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