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前回書いたように子どもの鼻水でお悩みの方は多いと思います。
そこで、自宅でできるケアとして簡単で、かつ効果もあるものといえば鼻水吸引。
今回は鼻吸い器と使い方のコツについて書いてみます。
まずは、鼻水い器の種類について。
これ、結構質問されることが多いのです。
『鼻吸いは電動のものを買った方が良いですか?』
鼻水い器は大きくわけて、『口で吸うタイプ』と『電動で吸うタイプ』があります。
『口で吸うタイプ』は数百円からあります。
『電動で吸うタイプ』は3000円くらいから高い物だと30000円くらいするものまで。
どちらが良いかと言われると...上手に使えるならどっちでも大丈夫かと思います。
ただ、私も自分の娘に使用していますが、電動の方が圧倒的に楽です。
子どもは基本的に鼻を吸われるのは嫌がります。動きます。
(大人でも嫌でしょうけど)
鼻吸いは鼻の入口をピタッと塞ぐようにしないとなかなか吸えないので、位置を調整しながら吸わなくてはなりません。
この時、口で吸うタイプだと息が続かなくなることが多く、しっかり吸うまで何度も何度もトライすることが多くなってしまいます。
なので、電動のタイプで持続的に吸いながら位置を調整した方が時間も短くできると思います。
吸う方も吸われる方も楽な方が良いですね(^^)
ちなみに私は4000円くらいの電動式を使ってますが、十分に吸えます。
次に吸い方のコツについて。
お鼻の形を見てみましょう。
こちら鼻の断面図。
鼻を吸う時はまず鼻の穴をピッタリと塞ぐように下からノズルを入れます。
ただし、それだけだと鼻の入口と上の方だけしか吸えません。
そこでノズルを入れたまま角度や向きを変えてみて下さい。
溜まっているポイントに当たればズルズルと吸えるはずです。
ただし、なかなか吸えないからといって奥の方までグリグリとしすぎるのはダメ。
鼻の粘膜はすぐに傷つきます。
鼻血が出てしまったり、さらに傷つけて粘膜が腫れてさらに鼻づまりの原因になることもあります。
しっかりと密着できていればそこまで奥に差し込まなくてもちゃんと吸えるはずです。
吸う時に痛みがあると、その後鼻吸いを嫌がってしまいますので、あくまで優しく。
鼻水の粘り気が強いとなかなか吸いにくいこともあります。
そういう時はしばらく蒸気を当てて柔らかくしてから吸うのは良い方法です。
特にお風呂の後は吸いやすいハズです。
というわけで、今回は鼻吸いについてでした(^^)
小さいお子さんでも鼻吸いが痛くなくてスッキリするものと分かれば嫌がることも少なくなると思います。
私の娘はまだ2歳前なんですが、最近は自分で鼻吸いを持ってきて自分で吸います...(^^;)
冬になり寒くなると子どもはよく鼻水を出します。
(もちろん大人もありますが)
その原因は様々で、風邪をひいていることもあるでしょうし、アレルギー性鼻炎の可能性もあります。
寒暖差が大きいだけでも鼻水がでることもあります。
じゃあ鼻水の対応は?
原因によって違ってくるので、一概には言えませんが基本的に鼻水が少し出ているくらいなら様子を見て良いというのが私の考え。
ただ、鼻水が増えすぎると...
『鼻がつまってよく眠れない』『ミルクや授乳が飲みにくい』『咳もでてきた』
などという症状がでてくることがあります。
特に小さいお子さんは自分で鼻を出すことも難しいので、症状が強くなりがちです。
ひとつ言えるのは、こういった症状がある時、鼻を吸ってあげるのは間違いなく良いことです。
鼻の手前の方に粘っこい鼻水がつまって、それを取るだけでも楽になることは結構あります。
もうひとつ。
『青洟(アオバナ)』が出るというのも病院を受診される理由としてとても多いです。
黄色かったり、緑色だったりするドロドロの鼻水ですね。
こういった鼻水は主に白血球がウィルスや細菌と戦った残骸のようなものです。
つまり青洟はウィルスによる風邪の時にでも出ます。
『青洟は風邪の治りかけ』的なことを言われることもあります。
ただし、風邪から副鼻腔炎まで起こして青洟が出てることもあり...
しかし、『青洟=副鼻腔炎』ではありません。
なので、青洟があればすぐ抗生剤というのは良くない。
副鼻腔炎でも軽いものなら自然と治ることだってよくあるわけで。
もちろん副鼻腔炎の時にも青洟はでますが、逆に出にくくなっていることもありますのでその辺りはなかなか難しい。
後鼻漏といって鼻水がのどに流れ込んで咳がでてるけど、前の方から鼻を見てもあまり悪くないってこともよくあります。
なんだか結論があるようなないような文章になってる気もしますが...(^^;)
じゃあ鼻水はどこまで病院に行かず、家で様子をみても良いのか?
なかなか難しい問題です。
上に書いたように『咳が多い』『鼻づまりで苦しそう』『授乳やミルクが上手く飲めない』などの症状があれば受診をお勧めします。
青洟も少量なら良いですが、ズルズルと大量にでている場合は受診された方が良いかと思います。
結論をまとめようとしましたが、年齢やアレルギー性鼻炎があったりなかったりでも変わってくるので、なかなか簡単には書けませんでしたm(__)m
Posted:2019.11.27 | Category: 雑談
題名の通り11月23日祝日が当番医でした。
『勤労感謝の日』に思いっきり勤労したわけですが、予想より混み合い昼食も摂らずに頑張ったのですが、どうしても待ち時間が長くなってしまった方も多かったかと...(*_*;
耳鼻科の当番医らしく鼻出血や魚の骨がのどに刺さったり、中耳炎も多かったですね。
インフルエンザは数名程度で多くなく、まだ当院の周辺ではそこまで大流行はしてないようです。
(前々回1月の当番医の時は1日で150人以上インフルエンザ陽性でした(*_*;)
繁忙期の当番医はおそらくどこに行っても1~2時間待ち(もっと長いかも?)という状態が多いと思います。
特に午前中に来院された方々は長くお待たせしたかと思いますm(__)m
もうすぐ12月、インフルエンザも中耳炎もさらに増えてきそうな予感がしておりますが、頑張っていきましょう!
前回からの流れでアレルギーのお話です。
『経皮感作』という言葉、私も少し前から色んな文献などで目にすることが多くなりました。
読んで字のごとく『皮膚を経て感作する』という意味ですが、まず『感作』とは?
簡単に言うと、様々な食物やハウスダストなどに対して免疫が働きアレルギーを起こすようになってしまうことです。
つまり『経皮感作』とは『皮膚を経てアレルギーになる』ということです。
なぜこんなことがわかってきたのか?
もともと食物アレルギーは腸管からの感作で発症すると考えられていました。
しかし、小麦成分が入った石鹸を使用した方々が小麦アレルギーを発症し大きな問題になりました。
他にもピーナッツオイルを含んだ製品をスキンケアの為に使用していた方々がピーナッツアレルギーを発症したという報告もあります。
こういった流れから『皮膚を経たアレルギー』というものに対する研究が進んできたようです。
皮膚が正常であれば角質に守られアレルギーの原因となるような物質が入り込む隙間はありません。
しかし、皮膚に傷があったり、湿疹があったりすると異物が入り込んでしまいアレルギーが成立する原因となってしまうようです。
特に乳児期にアトピー性皮膚炎があると、食物アレルギー、さらにアレルギー性鼻炎、気管支喘息というアレルギー関連の病気を次々と合併してしまうことがありこれを『アレルギーマーチ』と呼びます。
アトピーがあっても次のアレルギーを起こさないように、皮膚を良い状態に保つことが重要そうですね。
もちろん、アレルギー全てが皮膚を介して起こっているわけではないはずですし、環境や遺伝的要因もあると思います。
しかし、スキンケアがアレルギーの予防手段として重要であると考えて良さそうです。
スキンケアの具体的な方法などは皮膚科や小児科のアレルギーに詳しい医師の方々にお任せします(^-^;
ただ、こういうアレルギー等に詳しい医師の話を聞くと、まずは『保湿』というキーワードがだいたい出てきます。
保湿剤だけでもアトピー性皮膚炎の発症を予防できるという報告もあります。
やっぱりアレルギーは『鼻だけ』『皮膚だけ』ではなく、全身のことをしっかり考えて上手くケアしなきゃいかんですね(^^)/
Posted:2019.11.11 | Category: 学会
先週土曜日は夜から勉強会に参加。
鼻アレルギー疾患治療学術講演会ということで、今回の講演のテーマももちろんアレルギーについて。
講演されたのは以前にも書いたことのある湯田厚司先生。
(前の講演のブログはコチラ⇒2019.5.25『最新型の勉強会』)
以前も書きましたが、舌下免疫療法について日本で最も高名な耳鼻科医といっても過言ではありません。
しかし、今回は舌下免疫療法のお話はなく、アレルギー・免疫全般について最新の情報を交えつつの講演でした。
免疫の関係から免疫チェックポイント阻害剤のお話からアレルギー感作の話、そしてアレルギーの治療についてまで幅広く。
テーマだけ書くと目新しくないものですが、普段はあまり考えないような方向からの考え方をもあり、最新の情報もあり...
結論、はっきり言って非常に素晴らしく勉強になる講演でした(^^)
このような講演会では、その後に情報交換会という時間が設けられるのですが、質問しても自分の想像とは全然違う角度から回答が返ってきたりします。
色々質問攻めにして長時間お話させていただきました(^-^;
その中で出た話題からいくつかピックアップしてブログを書こうと思ったのですが、おそらく一つ一つが長くなると思うので改めて書こうと思います。
ということで今回は短めで(^^)/
先日、テレビを観ていた時のこと。
歴史上の人物を『ネコ』に置き換えて解説する番組なのですが、子どもと一緒にちょこちょこ観てます。
その中で注目のフレーズ
『江戸時代には、耳垢を取る職業があった!』
(ただしネコは耳垢はほとんど溜まらないというオチつき)
へ~。
どうやら『耳垢取』という職業があったそうです。そのままですな(@_@)
『耳垢取ろう取ろう』『耳垢取り~』という掛け声を上げながら町を巡回するようなこともあったそうな。
やってみようかな
そういえば耳掃除っていつからするようになったんでしょう?
調べてみると、どうやらしっかりとした耳かきの日本で資料が残っているのは江戸時代からのようですね。
それにしても耳掃除が江戸時代からすでにビジネスとして確立していたとは。
江戸時代から耳掃除の気持ちよさに気付いてしまっていたわけですね。
現代でも『耳掃除屋さん(?)』はありますが、調べてみると結構なお値段するんですね(^-^;
だいたい耳毛剃りとかマッサージも一緒にされているようです。
一度どんなものか体験してみたいような気もするけど...なぜか行ったら負け(?)のような気もする(*_*;
前々回もインフルエンザ治療薬についてのお話でしたが、今回も。
『イナビル吸入懸濁用160mgセット』というのが発売されました。
もともとイナビル(ラニナミビル)は1回吸入するだけで治療が完了するインフルエンザのお薬です。
こんなのです。
10歳以上はこれを2本、10歳未満は1本吸入すれば治療完了!
個人的には結構好きなお薬ですが、問題点がひとつ。
しっかりと吸入しないといけないということ。
しかもチャンスは1回です。
小さなお子さんや、ご高齢の方などはしっかり吸入できるか確認できるキットがありますので、それを使って確認してから処方するようにしています。
特に小さなお子さんは苦いタミフルを5日間飲むかどうか、1回の吸入で終わるかになりますので結構大事(^-^;
(もちろん、症状が軽ければ何もお薬を使用しないという選択もします)
で、今回新発売になったイナビル。
この吸入の問題を解決しようと作られたものだと思います。
こんな感じ。
直接飲むわけではないです(^-^;
これまでのイナビルと同様、吸入するのですが、その吸入方法が違います。
耳鼻科でネブライザーといって霧状のお薬をのどや鼻に吸わされた経験のある方は多いと思います。
そんな感じです。
こんなマスクがセットになっていて、お薬を霧状に噴射する機械に接続して吸入します。
つまり自分で頑張って吸い込む必要がないということです。
このお薬で気になることは、吸入の時間が10分ほどかかるらしいということ。
高熱があってきつがっているお子さんが10分間もじっと吸入できるか?ということですね。
あと、使用する機械は『ジェット式』というネブライザーが推奨されています。
耳鼻科では何人も並んでネブライザーするような場所が多いと思いますが、インフルエンザの方と他の患者さんに並んでネブライザーしていただくわけにはいかないです(^-^;
実際にどういった使用感なのかもまだ不明の部分もあります。
吸入が嫌で暴れちゃったら意味ないですしね(^^;)
というわけで、当院では新しいジェット式ネブライザーをこの薬用に導入するかも含めてまだ検討中です。
熊本市の耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
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