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医療系のお話の記事一覧
Posted:2020.09.23 | Category: 医療系のお話
ちょっと気が早いかもしれませんが、今年のインフルエンザについて。
すでにニュースにもなっていますが、9月に入ってからのインフルエンザが去年の1000分の1らしいです。
もともとこの時期はまだインフルエンザの流行には早いですが、去年は既に沖縄で流行していたので単純には比較できません。
しかし、今年は例年と比べてインフルエンザは激減するのではないかという予想が多いです。
理由はもちろん、新型コロナの感染予防のためのマスクや密集の回避などがインフルエンザに有効だからですね。

それから、これもニュースで盛んに言われていますが、インフルエンザ予防接種について。
厚生労働省が高齢者を優先的に接種するように呼びかけました。
新型コロナ、インフルエンザ両方とも重症化しやすいという理由からですが...
これが結構医療従事者から反発が多いです(^-^;
特にインフルエンザで重症化しやすい小児にワクチンが回ってこないのではないかという意見が多数。
『もうとっくに予約受付開始しちまったよ!』という意見もチラホラ(^-^;
さらに、小児科の学会から思いっきり反発の声明がでるという...
こうなることは予想できたでしょうに...(-.-)
一番大事なのは小児も高齢者も十分な量のワクチンがちゃんと出回ることですよね。
だいぶ前から買い占めようとしているヤツラがいるというウワサもありますが( ゚Д゚)
というわけで、当院でもまだどの程度の仕入れができるかわかりづらい状況です。
ある程度目途がつけばすぐに告知させていただきます。
もう少々お待ちくださいm(__)m
昨日は昼休み中に院内お勉強会。

今回はデュピルマブ(デュピクセント®)について
デュピルマブについて詳しくは2か月前に書きました。
(⇒2020年7月13日のブログ『好酸球性副鼻腔炎の新しい治療』)
何回も書いてるかもしれませんが、好酸球性副鼻腔炎という病気は本当にコントロールが難しい。
手術しても高確率で再発するし、最終的にはステロイドに頼らざるを得ないこともあります。
好酸球性副鼻腔炎の症状といえばまず嗅覚障害。
においを感じないということは食事を美味しく感じられないということだけでなく、ガス漏れのにおいや食べ物が腐った時のにおいなど、危険を察知する能力が落ちてしまうということでも注意が必要です。

こんな感じのすでに薬剤がセットされているシリンジですので、量を間違えることはないですね。
針は一回使用すると収納されるので、安全。
ちなみに針は27Gらしいです。
普通の採血や点滴で使用されるのは21~23Gくらい。
インフルエンザなどのワクチンで使用するのはだいたい26~27G。
インスリンの注射では30~33Gという極細の針を使用します。
(数字が大きい方が細くなります)
基本的に針は太い方が痛みが強くなりますので、ちょっと痛いのかなぁ。
こればかりは実際打ってみないとわかりません(^-^;
適応は狭いのでそこまで多く使われるお薬ではありませんし(実際まだ熊本の耳鼻科では使用されてないらしい)、残念ながら好酸球性副鼻腔炎を根治するわけではありませんが、非常に期待しているお薬です。
あとは値段がもう少し安くなればなぁ(^^;)
Posted:2020.09.08 | Category: 医療系のお話

台風10号が過ぎ去りました。
想定よりも勢力は弱まったようですが、各地で怪我や停電などの被害が報告されています。
幸いなことに当院はスタッフやその家族も含め被害はなく一安心しました。
台風に絡めて題名の話題について。
『台風が来ると喘息の発作が起こる』
こういった訴えをされる方、結構いらっしゃいます。
では、本当にそんなことがあるのでしょうか?
まず、気圧が関係するという説があります。
気圧は体調と関係することは以前に書きました。
(⇒2017年10月26日のブログ『気圧の変化と体調』)
しかし、喘息(アレルギー)が悪化するのには別の要因が強いという説もあります。
様々な論文でも発表されていますが、気圧よりも温度や湿度の大きな変化の方が影響が大きいようです。
さらに、もう一つ考えられる原因があります。
雷雨によって花粉などのアレルギー物質が巻き上げられ細かくなってちらばり気管支まで吸い込まれやすくなるのではという説です。
普通の花粉であれば粒子が大きく、喘息の悪化原因にはなりにくいのですが、細かくなるので肺の奥まで入り込んでしまうということです。
この現象を『雷雨喘息』と呼びます。
英語にすると"Thunderstorm-asthma"。
⚡サンダーストーム・アズマ⚡
響きだけだと何だかカッコいい感じもしますが、海外では何千人もの患者さんが数時間の間に喘息発作を起こした例もあるようです。
ちなみに喘息は英語でAsthma(アズマ)ですが、日本語で雷は『あずま』とも読みます。
関係ないんですけど、この辺もなんだか縁を感じる喘息と雷雨ですね(^-^;
Posted:2020.09.03 | Category: 医療系のお話
以前にマスクの使い方については書きましたが、最近興味深いデータを見ましたので今回はマスクの選び方についてです。
皆さん、マスクを購入するときに何か基準はありますか?
価格も気になるし、ヒモが痛くないかということを重視する方もいるでしょうし、見た目も気になるでしょう。
でも一番大事なのは、『本当に感染対策になるかどうか』ですよね。
すでにYahooニュースなどでも結構取り上げられていて、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが。
様々な種類のマスクで、『実際にどの程度飛沫が飛ぶのを抑えられるのか』ということを調べた研究が発表されました。
実際の論文はコチラ⇓
『Low-cost measurement of facemask efficacy for fitering expelled droplets during speech』
いろんな素材のマスクをしながら喋っているところにレーザーを当てて飛沫を観察しています。
それをなんとスマホのカメラで撮影し、コンピューターで解析したようです。
この様子はYou tubeにも投稿されており、すでに再生数は30万回近くになっています。
動画は『Inexpensive way to test face mask effectiveness in reducing COVID-19 transmission』という題名です。
さて、その結果です。

(論文より引用)
横軸はマスクの種類、縦軸は飛沫の数です。
もっとも飛沫の数が少なくなったのが、やはりN95マスクです。99.9%の飛沫が抑えられたということ。
その次はサージカルマスク。普段私も使用していますが、これもやはり効果が高いようです。
布のマスクでもある程度効果があるようですね。
逆にニット素材やバンダナは効果が低い。
まぁそりゃそうでしょう。
右から2番目の『None』がマスクをしない状態ですので、一つだけ、マスクをしないよりも悪い結果のものがあります。
『Neck Gaiter』と書かれていますが、ネックゲートルってやつですね。
これフリース素材のようですが、どうやら大きな飛沫を細かくしてしまい、飛沫の数が増えると考えられています。
なので、どちらかというとネックゲートルの形状より素材が問題のような気もします。
N95マスクはやはり素晴らしい性能なのですが、これを普段から使用するのは現実的ではありません。
貴重な医療資源ですし、もちろん価格も高いですし。
N95ってめちゃくちゃ暑いですし(^-^;
あと『Valved N95』ってありますけど、日本語にすると『排気弁付きN95マスク』になると思います。
これ、気密性を高めたN95にわざわざ排気弁をつけているわけで、何が目的なんでしょう。
当然、排気するためのものなので、せっかくのN95が普通の布マスクレベルまで飛沫を飛ばすことになってます。
呼吸はしやすくなるでしょうけど(*_*;
というわけで、興味深いマスクの研究のご紹介でした。
普通のマスクであればある程度の感染対策になりそうです。
マスク選びの参考にしてください。
最後に、この研究マスクをしながら喋っているのですがその内容が良いですね。
『Stay healthy, people』
Posted:2020.08.24 | Category: 医療系のお話
昨日は日曜日ですが、朝からZoomで新型コロナ感染症の勉強会に参加。

(他の参加者も写っているので、モザイクかけてます)
実際に新型コロナの治療をバリバリされている方のお話はやはり勉強になります。
感染予防のために
・飛沫、エアロゾル感染
⇒マスク、換気
・接触感染
⇒手指衛生、環境消毒
基本ですが、やはり大事。
勉強会の中で話題になったものをいくつか紹介します。
・つけっぱなしの手袋
最近スーパーのレジ打ちされている方などでよく見ますね。
あれって自分もあまり好ましくないと思っていたのですが、『手袋=清潔』ではありません。
当たり前ですが、手袋をしていても手袋が汚れたら不潔です。
なので、本当に手袋を感染予防に使うなら、例えばスーパーのレジ打ちならお客さん毎に手袋交換が理想です。
ただ、それは資源的にも難しいと思うので、手袋ではなくお客さん毎にアルコールなどで手指消毒する方がいいと思います。
アルコールによる手荒れが気になる方は手袋の上から手指消毒でもいいと思います。
さらに手袋つけっぱなしの場合、手袋の中で菌は増殖しますので、脱ぎたての手は非常に汚いです。
・空間除菌(?)
例えばウィルスに有効な薬品を空気中に散布したとして、それが本当に感染予防になるのか?
今回の勉強会では簡単に説明されていました。
特に換気をしている場合は空気中の薬品も流されていきますので、有効な濃度を保つことはできなくなります。
換気をせずに密閉された空間で有効な濃度を保つと人体に有害になってしまいます。
特にくしゃみや咳で飛ぶ飛沫なんか、あっという間に飛びますから。その瞬間にウィルスを不活化するなんて難しいですよね。
空間を除菌(除ウィルス?)するよりも環境消毒が大事。
(よく触るものを消毒液で拭いたり、消毒液に漬けたり)
もう8月も終わりに近づき、寒くなってくるとインフルエンザとの関連も気になってきます。こういった勉強会はなるべく参加して少しでも院内にフィードバックしていければと思います。
Posted:2020.08.07 | Category: 医療系のお話
8月7日は『鼻の日』です。
毎年毎年この日をネタにしてブログを書いているのですが、特に最新の鼻の話題ってないなぁ...
まぁ去年も鼻の日に耳の話を書いたのですが(^-^;
というわけで、話題のポビドンヨード(イソジン)を無理矢理鼻の話に繋げてみます。
ポピドンヨード入りのうがい薬でうがいをすると、新型コロナ感染症のPCR検査で陰性化するのが早かったという発表を受けすでに様々なSNSなどで批判を浴びました。
早急に訂正されましたが、大きな問題点として
・『うがいする人』と『うがいしない人』だけでなく、例えば『水でうがいする人』などとも比較するべき
・検査には唾液採取によるPCR検査をしているが、鼻から採取する検査でも同じような結果になるか検討するべき
などが挙げられます。
単純に口の中のウィルスを洗い流したから検査ででなくなったんじゃ?ということですね。
海外でポビドンヨードが新型コロナに有効かも?というデータもあり、今後有効性が確認される可能性もなくはないです。
まだまだ不完全なデータの状態で大々的に発表してしまったのが失敗かと思います。
それによりすでにドラッグストアなどでポピドンヨード入りのうがい薬が売り切れ続出しているようです。
心配なのが、ヨード過剰摂取による甲状腺機能低下。
感染予防のためとポピドンヨードを飲んでしまうような人が出てこないかと危惧しています。
そういえば以前にうがいの予防について書いたことがありました。
(⇒2017年12月11日のブログ『インフルエンザの感染予防』)
すでに3年近く前のブログですが、なんだか今読むと良い感じですね(自画自賛)。
あれ?...鼻の話につながらない(-.-)
現在の医療でポピドンヨードを使用する場面はなんといっても手術前の術野の消毒でしょう。
(手術部位などにより違うものを使う場合もあります)
昔の耳鼻科ではのどが痛くて受診するとのどにイソジン(ルゴール)塗ったりされていましたが、最近はそんなことする耳鼻科医はいないはず。
外科手術の時の消毒では、見たことない方の想像のおそらく数倍は消毒液を使います。
かなりビチャビチャに塗ります。
MOCO'Sキッチンのオリーブオイルばりにビチャビチャにします(伝わるかな?)。
すでに手術のためのポビドンヨードが不足するのではないかという懸念の声もあがっています。
あ、でも鼻の手術の時は一般的にポピドンヨード使いません。
はい、見事にポビドンヨードから鼻の話につながりましたね(^_-)-☆
ポビドンヨードを鼻の中に塗ったり、点鼻などをする論文はいくつか発見できましたが、ほとんどがMRSAなどの耐性菌を除菌するという目的で、普通の副鼻腔炎なんかに凄く効くということはなさそうです。
(なので一般的な治療として広まっていません)
検索すると『イソジンで鼻うがい』とか結構でてきますが、オススメはしませんね。
無理矢理つなげて話が広がらないので今回はこの辺で(^-^;
Posted:2020.08.03 | Category: 医療系のお話
このブログで以前も書いてますが、夏風邪とは基本的にヘルパンギーナ、手足口病、プール熱(咽頭結膜熱)の3つのことを言います。
その中で手足口病について、なんと7月中旬での感染者数が去年の100分の1というニュースがありました。
もちろんその原因は感染対策がしっかりととられていることでしょう。
新型コロナウィルスと同じく、手足口病もヘルパンギーナもプール熱もウィルスが原因となります。
子ども同士の接触が減り、手洗いなどが徹底されたことの効果でしょうね(^^)
ただし油断は禁物。

(熊本市HPより)
熊本市でヘルパンギーナ増えてますね。

(同じく熊本市HPより)
プール熱や手足口病は増えてないようです。
ヘルパンギーナについては去年書きましたブログで詳しく書いてますので、ご参照ください。
(⇒2019年6月18日のブログ『ヘルパンギーナも流行中?』)
ヘルパンギーナや手足口病での出席停止期間は厳密に決められておらず『発熱などの症状がおさまって元気になれば登校、登園OK』というものなのですが、意外と知られていないのが、感染力は2~4週間と長く続くことです。
特にご家族は子どもの便から感染する可能性があるので、オムツの扱いには注意が必要です。
子どもだけの病気じゃないことも注意してくださいね。
すっごい暑いので熱中症にもお気を付けくださいね(^^;)
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