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医療系のお話の記事一覧
Posted:2021.04.19 | Category: 医療系のお話
ちょっと書く時期が遅かったかもしれません(^-^;
毎年春に『黄砂の多かった日から調子が悪くて...』という訴えを聞くことはよくあります。
花粉症との区別はなかなか難しいのですが...
では、まずPM2.5とは?
凄く簡単に言うと大気中に漂う2.5μm以下の小さな粒子のことです。
成分的には炭素成分、硝酸塩、硫酸塩、ケイ素、アルミニウムなどなど...
自動車の排気ガスや工場からの煙、火山などからも発生するとも言われています。
ちなみにタバコの煙もPM2.5に分類されます。
次に、黄砂とは?
主に東アジアの砂漠の砂が偏西風によって運ばれてくるものです。
大きさ的には4μmくらいで、PM2.5と同じように表現するとPM10に分類されています。
ただの『砂』ではあるのですが、細菌や真菌、PM2.5などの様々な物質が付着しながら飛んでくるため、その付着物がアレルギー様症状を引き起こすと言われています。
基本的に3~5月に多く飛来します。スギ・ヒノキ花粉症と同じ時期ですね。
これらがなぜ問題になるのか?という話になります。
比較として、スギやヒノキの花粉は直径約30μmです。
図で比較すると...
こんなに違います。
(一番右のウィルスは見えないかもしれませんが(^-^;)
非常に小さいので、吸い込むことで気道の奥まで入り込みやすいと言われています。
黄砂やPM2.5が飛散している日は喘息の悪化による入院リスクが2倍になるという報告や、小児でも喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎の症状が悪化するという報告もあります。
特に花粉症や喘息がある方は要注意なわけです。
では、どのように対策するか?
ほとんど花粉と同じなのですが、まずは体に入れないこと。
最近はPM2.5や黄砂も花粉と同じように予報がありますので、飛散が多い日は外出を控えたり、洗濯物を外に干さないようにしたり、マスクやゴーグルなどで防御したりが基本です。
それから花粉症や喘息がある方はしっかり治療を受けておくことが大事ですね。
ご参考までに、気象庁でリアルタイム黄砂情報もありますので、是非ご活用ください。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosa/fcst/
ちなみに今の黄砂情報。
現在は大丈夫そうですね(^^)
Posted:2021.04.03 | Category: 医療系のお話
花粉症の時期には毎年のように問い合わせがあるのですが...
題名通りです(^-^;
花粉症のステロイド注射(筋注)については以前に詳しく書きましたのでご参照ください。
⇒2018年3月12日のブログ『やってはいけない花粉症治療』
書いてある通りなのですが、私ははっきり言ってオススメしませんし、当院では行いません。
『花粉症 ステロイド注射 熊本』でGoogle検索すると一番上にこのブログが来るので、問い合わせが多いのです(・_・;)
内容を読めば否定的な文章なんですけどね。
なので、今回は題名に思いっきり書いてみました(; ・`д・´)
ちなみに熊本で実際に花粉症にステロイド注射をしている病院も知っていますが、HPなどでは積極的に宣伝してません。
こんなこと書いてたら以前に『花粉症の患者がステロイドで治ったら売り上げが落ちて都合が悪いからそんなこと書いてるんだろう』と言われたことがあります(^-^;
残念ながら、ステロイド筋注しても花粉症が完治するわけではなく、効果は1か月程度でしょう。
花粉症の薬は1か月分くらい普通に処方するので、受診の頻度は変わりません。
花粉症に対するステロイド筋注は自費診療で、価格は病院によって違いますが5000円以上のところが多いようです。中には10000円以上のところもあります。普通に受診するより高額ですよね。
ちなみに、よく使われるケナコルトは1回量で数百円です。
花粉症にステロイドを使用することは悪くありません。効果もあるでしょう。
ただし、どうしても症状が強い時だけ短期間で内服で使用するのをお勧めします。
内服のほうが期間も量もしっかりコントロールできます。
なぜわざわざ筋肉注射する必要があるのか?
毎日薬を飲まなくてよいということくらいですよね。
副作用としては
注射部分の陥没、糖尿病・高血圧の悪化、生理不順、満月様顔貌などなどなど...
花粉症治療も進んでいます。
普通のお薬で効果が乏しい方には(色々制限はありますが)、オマリズマブ(ゾレア®)という薬も使用できるようになりました。
舌下免疫療法もあります。
それでも厚生労働省もアレルギー学会も耳鼻咽喉科学会も警告している治療を受けたいと思いますか?
3月に入ったあたりから急激に流行りだしましたね。
どこの保育園、幼稚園でも流行っているという話を聞きます。
熊本市HPより
RSウィルスの流行時期は夏~冬ごろが多いとされています。えらく時期外れに流行してますね。
理由は...わかりません(^-^;
インフルエンザが流行らなかったからなのか...新型コロナは関係ないと思うけど...
RSウィルスについては以前に詳しく書いたので、どうぞご参照ください。
⇒2017年10月10日のブログ『RSウィルス』
ここでも書いてますが、1歳以上であれば普通の風邪と同じように対処することがほとんどです。
0歳児(特に生後半年以下)だと重症化するリスクが高くなるので注意が必要です。
もちろん、大人が感染することもあります。
皆さん手指消毒やマスクなど感染対策の意識はまだまだ高い方が多いと思いますが、どうしても小さいお子さんたちが集まる保育園などでは限界がありますし、完全に予防するのは難しいですね。
ちなみに、RSウィルスはアルコール消毒で効果があるとされています。
(逆に効果が薄いのはノロウイルスやアデノウィルスなど)
子ども同士では感染予防に限界がありますが、大人が媒介しないように注意しなくちゃいけませんね(^^)
Posted:2021.03.15 | Category: 医療系のお話
昨日自宅近くで通勤前に撮影
いつの間にか桜が!
調べてみると熊本の桜開花予想は3月18日。
もうすぐですね。今年は早めのようです。
桜が咲き始めるとスギの花粉は減り、ヒノキの花粉が増えてくる時期です。
調べるとやはり既にヒノキの花粉が飛び始めているようです。
桜が咲き始めると『春』という感じがしますね。
今年も大っぴらにお花見ができる雰囲気ではありませんが...
だいたいヒノキ花粉症は5月のGWくらいまでというのが例年の目安ですが、今年はそれも早めに収まるかも(?)
今年スギ花粉の症状が強く、舌下免疫療法の相談も多数ありました。
やっぱり舌下免疫療法をされている方々の症状は皆さん軽いです。
薬を全く使用せずに過ごせている方ももちろんいます。
ご相談はお気軽にどうぞ(^^)
Posted:2021.02.26 | Category: 医療系のお話
ドカンと花粉増えてきました。
『今年の花粉は去年より多いけど、例年よりは少ない』
そんなことを昨年12月に書きましたが...
(⇒2020.12.14のブログ『花粉予想2021』)
ちょっと甘かったかもしれませんm(__)m
特に今週に入ってから急激に飛散量が増えたようで、受診される方は花粉症だらけ。
皆さん同じように
『去年は大したことなかったけど、今年は酷い』と仰います(-.-)
いつもは市販の薬で対応していたけど、今年は効かないという方もチラホラ。
それから個人的な感想なのですが、子どもで花粉症を発症した子が多い...気がする(; ・`д・´)
2~3歳は多くないと思いますが、4~5歳になると明らかに花粉症の所見の子は結構います。
特に両親が花粉症持ちだと高率です。
それに伴い、アレルギー検査を希望される方も増えています。
採血がまだ怖い子どもさんはイムノキャップラピッドで痛みなく検査できるので、やはり便利。
(なんだか宣伝っぽくなってしまいましたが、採血が可能であれば採血での検査をお勧めします)
それからスギ花粉の舌下免疫療法をされている方はドキドキの季節です。
シーズン外の時期もずっと続ける必要がありますが、効果があるかどうかは実際に花粉が飛散してみないとわかりません。
幸いなことに当院で舌下免疫療法を行っている方々は調子良い方が多いようです。
というわけで(?)本格的になってきました今年の花粉症。
外来が混雑していることも多くなるかと思いますが、なるべくお待たせしないように頑張ります!!
...と、思ったら本日は雨で空いてます(^^;)
昨日、九州でスギ花粉飛散開始のニュースが...
もちろん、まだまだ量は少ないのですが2月下旬に向けて徐々に本格的な飛散となるはずです。
なんどか書きましたが、今年は例年と比べれば花粉の量は少ないものの去年よりは多い予想です。
まだ症状がでている方は多くないですが、症状がひどくなる前にお薬を受け取りに来られる方が増えてきました。
毎年書いてますが、花粉症は早め早めの対策が大事です。
さて、題名のお話です。
昨年の話になりますが、日本で行われたアレルギーに関する研究の論文が発表されました。
5歳児と9歳児でスギ花粉とダニアレルギーをどのくらい有するか、という研究です。
その結果...
5歳児 スギ花粉32.8% ダニアレルギー42.1%
9歳児 スギ花粉57.8% ダニアレルギー54.3%
論文はコチラ(英文)⇓
IgE responses to multiple allergen components among school-aged children in a general population birth cohort in Tokyo.
この結果、なかなか衝撃的ではないですか?
もちろん地域差などもあるとは思いますが、5歳児の3割、9歳児の半数以上でスギ花粉の検査が陽性です。
ダニアレルギーも同じように9歳児では半数以上で陽性です。
また、鼻炎の症状が過去1年間で出た割合は
5歳児10.6%
9歳児31.2%
検査が陽性でも症状がでるとは限らないというところですが、5歳から9歳で3倍です。
やはりアレルギー性鼻炎は国民病といったところですね。
と、いうわけで
お子さんがこの時期から鼻水が出る、くしゃみが出る、目を痒がるなどあればそれは花粉症かもしれません。
気になる方は一度耳鼻科で相談してみましょう(^^)/
こどものアレルギー検査はイムノキャップラピッドもオススメです。
前回から引き続き新型コロナワクチンのお話です。
先週末に熊本市での接種体制についての説明会がありました。
なにしろ数千万人規模のお話になりますから、当然簡単ではありません。
なによりも大変なのが、接種場所の確保です。
まず、最も早期に接種可能になりそうなのが、アメリカのファイザー社製ワクチンです。
ニュースなどでもよく取り上げられてますが、このワクチンは保管が大変。
ー75℃(±15℃)という超低温での保管が必要になります。
当然、こんな超低温冷凍庫をもっている医療機関なんてほとんどありませんから、そのためのディープフリーザーを設置できる機関に配られる予定です。
設置できない医療機関は設置している場所に小分けされたワクチンをもらいに行かなくてはなりません。
しかもこのファイザーのワクチン、最小の流通単位が195バイアル。
回数にすると1170回分(*_*;
常温で解凍し、生理食塩水で希釈しますが、一度希釈すると常温で6時間までしか保管できません。
なので、ある程度の回数を一気に接種できる体制が必要。
単純計算すると一つの医療機関で10日以内に300回分を接種しなくてはならないそうです。
と、なるとさらに単純計算すると1日30回以上。
数字だけ見るとなんとかなりそうですが、基本的に接種後30分程度は副作用がでないかなどの観察を行わなくてはなりません。
その間の人員、駐車場の確保、他の患者さんたちとの分離などなど...普通のクリニックにはなかなかハードルが高いです。
アストラゼネカのワクチンは保管が2~8℃で可能なので、ハードルは下がりますがやはり最小の流通単位は100回分。
1日で100回接種できる体制が望ましいとのことで、、、やはり厳しい。
やはり集団接種が現実的で、熊本市も既に場所の確保などに動いているそうです。
最優先接種対象の医療従事者までは接種体制がとれる医療施設での接種。
その後準備が整い次第集団接種を行っていくという順序になりそうです。
高齢者⇒基礎疾患保有者⇒その他一般の方々
という順番で接種は進む予定ですが、徐々にファイザーだけでなく、アストラゼネカ、モデルナのワクチンも接種可能になってくるハズなのでその時にはどのワクチンを使うのか...という問題も出てくるでしょう。
ワクチンのデータも今以上に出ているハズですし。
状況は常に変化していくでしょうけど、何らかの形で協力できればと思っています。
あと、今後絶対に『ワクチン詐欺』でてくると思います。
『PCR検査詐欺』のようなものが以前から出回っているようですが、今後ワクチンの方に変わっていくでしょう。
電話やメールで『ワクチンを受ける為に~円必要なので、振り込みを...』とか(-.-)
あと、基礎疾患のない方々、一番ワクチンを受けるのが最後になる方々に
『~円ですぐにワクチン接種が受けられます』とか絶対ありそう(-.-)
...ってここまで書いてググってみたら既にあるようですね。やっぱり。
基本的にワクチンは公費負担で無料のハズです。
皆さん、くれぐれもご注意ください。
熊本市の耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
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