たかむら耳鼻咽喉科

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医療系のお話の記事一覧

Posted:2023.09.30 | Category: 医療系のお話

『お知らせ』でも書いてますが、今年も10月よりインフルエンザワクチンの予約を開始します。

ここ3年くらいはインフルエンザの流行がない中でのワクチン接種でしたが、今年は違います。

既にインフルエンザが流行している中でのワクチン接種となります。
こんなことは今までなかったと思いますので、いろんな疑問がでてきます。


まず、今年すでにインフルエンザにかかってしまった方

すでに免疫があるので、接種不要と思われるかもしれませんが、インフルエンザは1シーズンに数種類のウイルスが流行することがあります。

これまでも1シーズンにインフルエンザAとB両方かかったことがある方もいるかと思います。


そういうこともあり、ワクチンには基本的に4種類のインフルエンザウイルスに対応する成分が含まれています。

ちなみに、今年のワクチンには
 A/Victoria(ビクトリア) /4897/2022(IVR-238)(H1N1)pdm09
    A/Darwin
(ダーウィン) /9/2021 (SAN-010)(H3N2)
    B/Phuket (プーケット) /3073/2013 (山形系統)
    B/Austria(オーストリア) /1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)


この4種類が含まれています。(国立感染症研究所HPより)

なので、今年すでかかっていてもワクチンを接種するメリットはあると思います。



次にいつワクチンを打つか。
インフルエンザのワクチンは接種後2週間程度で効果が出てきて5か月ほどで効果はなくなっていくと言われてます。

となると、流行している今早めに接種した方が良いかもしれません。
しかし、本当に今は流行の予測がしづらいので、春頃に大流行...ということもあるかも。

難しいです(-_-)

例えば、2~3月に受験があるという方が少し遅めに接種するという考え方はアリだと思います。


考えれば考えるほど結論は出ませんが、皆さんよく検討されてくださいm(__)m

Posted:2023.09.14 | Category: 医療系のお話

前々回にピークアウトという記事を書きましたが...


また明らかに発熱がある方の受診が増えてきました。


kansen2023.9.14.png

熊本県の報告でも明らかにインフルエンザが増えてきました。
そしてコロナも高いレベルで横ばいといった感じです。


市内でも学級閉鎖も出てきたようで、本日もインフルAの患者さん多数。


本当に流行の終わりが見えない...


毎日20~30人くらい発熱の方の診察をしていますが、今週からインフルエンザの方がコロナよりも多くなってきました。


インフルとコロナを見分ける場合、個人的に一番大事だと思っているのは『のど』を見ることです。

インフルエンザでは『インフルエンザ濾胞』と呼ばれるイクラのようなのどの腫れができることが有名で、これを利用して咽頭所見や症状からAIを利用してインフルエンザの診断をする検査機器も発売されています。

それと比較するとコロナの場合は全体的に腫れがでてくることが多い(あくまでも個人の感想です)。
のどの痛みが強い場合は圧倒的にコロナが多いですね。


ただ、コロナでのどの痛みがない場合も勿論ありますので、疑ったときは結局検査するんですけど。



いまだに発熱があるとのども見ないで検査だけして話を聞いて薬を出す小児科や内科もあるようですが、扁桃炎や溶連菌も最近多く見ますので注意が必要ですね。



次の次の次あたりで『やっとピークアウトした』ってブログ書ければいいなぁ(-_-)

Posted:2023.08.24 | Category: 医療系のお話

kansen2023.8.24.png
(熊本市感染症発生動向調査より)


どうやらCOVID-19もインフルエンザも減少し始めているようです。
手足口病やヘルパンギーナなどの所謂『夏かぜ』も減ってきてますね。

日々診療していても明らかにお盆明けから発熱での受診の方は減ってきました。
COVID-19も毎日陽性者は出ていますが、陽性率も低くなってきた印象です。


というわけで最近はゆったりと診療できてます。
空いた時間にこうやってブログも書けてます(^^;)


基本的にブログの更新頻度と私の忙しさは反比例すると思っていただいて大丈夫です(-_-)

もともと夏は耳鼻科にとって一番『ヒマな』季節です。
今週になって漸くそんな雰囲気になってきました。



ただ、地方によってはコロナの流行がぶり返してきているという情報も...
お盆休みの影響かもしれませんが、波が来ないことを祈っていますm(__)m

Posted:2023.08.08 | Category: お薬の話 医療系のお話

題名の通り、以前からニュースでも時々取り上げられていますが色々なお薬が不足しております。

原因はジェネリック医薬品の製造など色々言われておりますが、コロナを含めた感染症の流行で需要が増加している要因もあると思われます。


1年位前から鎮咳薬(咳止め)は慢性的に不足していますし、一時期漢方薬もかなり制限されていました。


特に最近非常に困っているのが、『シダキュア』です。

スギ花粉に対する舌下免疫療法に使用するお薬で、「お知らせ」の方にも書きましたが、本当に入荷できない状況です。
詳しくは⇒コチラ

zekka_img03.jpgのサムネイル画像

シダキュアは2000JAUと5000JAUの2種類あり、舌下免疫療法を開始して最初の1週間は2000JAUを使用し、それ以降は5000JAUで継続します。

不足しているのは2000JAUの方です。
なので、すでに舌下免疫療法を開始している方々の薬が不足することは(今のところ)ないのですが、新たに舌下免疫療法を開始を希望される方の薬がない状態です。

特に今年のスギ花粉は飛散量も多かったため、舌下免疫療法を希望される方も多かったです。
既に多数の方が今年から開始しましたが、ついに薬がなくなってしまいましたm(__)m

メーカーに聞いてもまだ供給が回復する見込みはついてなさそうです...(-_-)



もう一つ、最近困っているのが『クラバモックス』。
抗生物質の1つですが、特に小児の中耳炎に対して使用することが多い薬です。
中耳炎に対する抗生物質に関しては、だいぶ前に詳しく書いてます。
抗生剤 1、抗生剤の種類・中耳炎に使用する抗生剤

おそらくこの「もぐらタイムズ」の400以上の記事の中で一番人気があったブログです(^^;)


クラバモックスの良いところは1日2回内服で大丈夫なところ。


小児の中耳炎に使用するお薬は基本的に
①アモキシシリン(ワイドシリンなど)
②セフジトレンピボキシル(メイアクト)
③アモキシシリン・クラブラン酸(クラバモックス)
④トスフロキサシン(オゼックス)
⑤テビペネムピボキシル(オラペネム)

以上がガイドラインでは推奨されています。

この中で、①と②は1日3回のお薬です。
特に小児に使用する場合はお昼が保育園・幼稚園で飲ませられないことも多いので1日2回の薬は重宝します。

④、⑤は最終手段に使用するべき薬なので、1日2回なのですが使用する機会は非常に少ないです。


と、いうわけでクラバモックスがなくなると非常に困る(-_-)
ちょっと下痢になるのが多いのと、独特の味(?)が苦手な子が多いのが短所ですが、なんとか早く復活してほしいものです。



久々に真面目な長文を書きました(^-^;

Posted:2023.07.09 | Category: 医療系のお話

予定通り先々週から高村晴香医師が産休に入り、一人体制で診療しております。

ちょうどその頃より発熱での受診の方がじわじわ増えており、待ち時間が長くなることもありますがご了承くださいm(__)m


インフルエンザもまだ多いですが、コロナがかなり増えている印象。

近くの学校が学級閉鎖や学年閉鎖ではなく、全校休校になっているようです。
(原因は公表されていませんが)


感染者数の集計・公表もなくなったので実感が湧かない方も多いかもですが、かなり増えてそうです。


どのくらい増えているのか調べたいとき、皆さんご存じモデルナという製薬会社がコロナとインフルエンザのリアルタイム流行・疫学情報をネット上で公開しています。


というわけで


20230707_112421.JPG

ググりまして...


アクセスすると...





20230707_112325.JPG

なんでや!!!!!!






その後ちょっと時間おいて再度アクセスしたら大丈夫でしたが、びっくりした(^-^;

korona2023.7.png
なんか画質あらくなっちゃいましたが、だいぶ増加傾向ですね。
去年の波と比べればまだまだ小さいとはいえ、注意が必要です。


インフルエンザもいつまで流行するんだって感じですし、子供のヘルパンギーナもまだちょこちょこいますね。


いや~な雰囲気が続きますが、みなさどうぞお気を付けください。

Posted:2023.06.17 | Category: 医療系のお話

久しぶりに真面目な話を


kansen2023.6.png

こちら熊本市の感染症の流行情報です。
まさかの6月にインフルエンザ激増。そしてコロナも徐々に増えている感じですね。

当院の近くの小中学校でもインフルエンザで学級閉鎖があっているという話です。


実際に当院を受診される方にも家族でコロナ感染だったり、増えてきています。
完全に個人の感想レベルですが、どちらかというとご高齢の方が多いです。

逆にインフルエンザは中高校生が当院では多いです。
そして39~40℃近い高熱もチラホラみます。


小児ではヘルパンギーナがしばらく流行っていましたが、少し落ち着いてきているようです。
もともとヘルパンギーナは手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)とならんで『夏かぜ』と呼ばれていましたが、なんだか最近は季節関係ないですね(^^;)


幸いなことにインフルもコロナも軽症の方ばかりですが、やっぱり罹患しないのが一番です。
適宜感染対策はしていきましょう(^^)

Posted:2023.03.28 | Category: 医療系のお話 雑談

気づけば今月も1回しかブログ書いてない...( ;∀;)アカン


花粉症の大波もやっと落ち着いてきております。

とはいえ、ヒノキの花粉はまだまだ続きますので油断しないようにしましょう。


以前に何度も書きましたが、桜が咲くとヒノキの花粉が増えてきます。
2021年3月15日のブログ『桜とヒノキの始まり』


『サクラサク』とは受験に合格した時によく使われますが、もともとは電報で合格を伝えるための言葉というのは有名な話です。
今調べたら早稲田大学が始めたらしい(@_@)



花粉症ピークのころに『来週受験なので、どうにかしてほしい』と受診された中学生高校生が1か月後に『受験も花粉もバッチリでした』と受診してくれた時は非常に嬉しい(^^)


20230308_131420.JPG
というわけで(?)
当院のプロジェクションマッピングにも桜が咲きました。


20230308_131409.JPG
春を感じる木漏れ日と蝶々の動画も


この時期は転勤や引っ越しなどがある方も多く忙しい時期ですが、皆さんも引き続き体調にはお気を付けください。



私ももう少し余裕をもってブログ更新頑張ります(^^;)

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