たかむら耳鼻咽喉科

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医療系のお話の記事一覧

Posted:2019.12.16 | Category: お薬の話 医療系のお話

連日インフルエンザ陽性の患者さんが多数出ております。

近隣の小中学校、幼稚園でも学級閉鎖が相次いでおり本格的な流行になってきましたね。

『熱は下がって症状もあまりないけど、職場から検査するように言われました』
『インフルエンザじゃないと証明してもらってから登園してくださいと言われました』
というのも多いです(^-^;

そこまでやってもやっぱり流行してしまうんですね。


インフルエンザは基本的に自然治癒を期待しても良い病気ですが、やはり高熱が出てキツい。
症状を早めに抑えることを期待してお薬を処方するわけです。

お薬を処方するときはお子さんにはタミフル、吸入が問題なくできるのであればイナビルを処方することが多いです。リレンザという選択肢もあります。
ゾフルーザは以前に書きましたが、色々問題があり処方してません。


症状が強くなく、全身状態が問題なければ処方せずに様子を見ていただくこともあります。



インフルエンザのお薬の話になると出てくるのが予防投与の話。
予防投与の適応
・家族や同居人がインフルエンザにかかっている
・インフルエンザにかかった時に重症化の恐れがある
(高齢者、持病があるなど)
という場合です。



最近、熱で他院に受診したところ、流行っているからという理由だけでタミフルを2日分だけ処方されたという方がいました。
インフルエンザの検査もされて陰性なのに。
特に持病もない、若い方なのに。
副鼻腔炎と言われ抗生剤も2日分、咳もないのになぜかホクナリンテープまで。


これはどう考えても間違った処方ですね(*_*;
処方された方もおかしいと感じ、タミフルやホクナリンテープは使わなかったそうです。
処方した医者よりもしっかりされてます(^^;)

Posted:2019.12.10 | Category: こどもの病気 医療系のお話 鼻

前回書いたように子どもの鼻水でお悩みの方は多いと思います。

そこで、自宅でできるケアとして簡単で、かつ効果もあるものといえば鼻水吸引
今回は鼻吸い器と使い方のコツについて書いてみます。


まずは、鼻水い器の種類について。

これ、結構質問されることが多いのです。
『鼻吸いは電動のものを買った方が良いですか?』

鼻水い器は大きくわけて、『口で吸うタイプ』と『電動で吸うタイプ』があります。
『口で吸うタイプ』は数百円からあります。
『電動で吸うタイプ』は3000円くらいから高い物だと30000円くらいするものまで。


どちらが良いかと言われると...上手に使えるならどっちでも大丈夫かと思います。
ただ、私も自分の娘に使用していますが、電動の方が圧倒的に楽です。
子どもは基本的に鼻を吸われるのは嫌がります。動きます。
(大人でも嫌でしょうけど)

鼻吸いは鼻の入口をピタッと塞ぐようにしないとなかなか吸えないので、位置を調整しながら吸わなくてはなりません。
この時、口で吸うタイプだと息が続かなくなることが多く、しっかり吸うまで何度も何度もトライすることが多くなってしまいます。
なので、電動のタイプで持続的に吸いながら位置を調整した方が時間も短くできると思います。
吸う方も吸われる方も楽な方が良いですね(^^)

ちなみに私は4000円くらいの電動式を使ってますが、十分に吸えます。



次に吸い方のコツについて。
お鼻の形を見てみましょう。

hanasui01.png
こちら鼻の断面図。

鼻を吸う時はまず鼻の穴をピッタリと塞ぐように下からノズルを入れます。
ただし、それだけだと鼻の入口と上の方だけしか吸えません。

hanasui02.png

そこでノズルを入れたまま角度や向きを変えてみて下さい。
溜まっているポイントに当たればズルズルと吸えるはずです。


ただし、なかなか吸えないからといって奥の方までグリグリとしすぎるのはダメ。
鼻の粘膜はすぐに傷つきます。
鼻血が出てしまったり、さらに傷つけて粘膜が腫れてさらに鼻づまりの原因になることもあります。
しっかりと密着できていればそこまで奥に差し込まなくてもちゃんと吸えるはずです。
吸う時に痛みがあると、その後鼻吸いを嫌がってしまいますので、あくまで優しく。


鼻水の粘り気が強いとなかなか吸いにくいこともあります。
そういう時はしばらく蒸気を当てて柔らかくしてから吸うのは良い方法です。
特にお風呂の後は吸いやすいハズです。



というわけで、今回は鼻吸いについてでした(^^)
小さいお子さんでも鼻吸いが痛くなくてスッキリするものと分かれば嫌がることも少なくなると思います。


私の娘はまだ2歳前なんですが、最近は自分で鼻吸いを持ってきて自分で吸います...(^^;)

Posted:2019.12.05 | Category: こどもの病気 医療系のお話 鼻

冬になり寒くなると子どもはよく鼻水を出します。
(もちろん大人もありますが)

その原因は様々で、風邪をひいていることもあるでしょうし、アレルギー性鼻炎の可能性もあります。
寒暖差が大きいだけでも鼻水がでることもあります。

じゃあ鼻水の対応は?


原因によって違ってくるので、一概には言えませんが基本的に鼻水が少し出ているくらいなら様子を見て良いというのが私の考え。


ただ、鼻水が増えすぎると...
鼻がつまってよく眠れない』『ミルクや授乳が飲みにくい』『咳もでてきた
などという症状がでてくることがあります。

特に小さいお子さんは自分で鼻を出すことも難しいので、症状が強くなりがちです。

ひとつ言えるのは、こういった症状がある時、鼻を吸ってあげるのは間違いなく良いことです。
鼻の手前の方に粘っこい鼻水がつまって、それを取るだけでも楽になることは結構あります。


もうひとつ。
『青洟(アオバナ)』が出るというのも病院を受診される理由としてとても多いです。
黄色かったり、緑色だったりするドロドロの鼻水ですね。
こういった鼻水は主に白血球がウィルスや細菌と戦った残骸のようなものです。


つまり青洟はウィルスによる風邪の時にでも出ます。
『青洟は風邪の治りかけ』的なことを言われることもあります。
ただし、風邪から副鼻腔炎まで起こして青洟が出てることもあり...

しかし、『青洟=副鼻腔炎』ではありません。
なので、青洟があればすぐ抗生剤というのは良くない。
副鼻腔炎でも軽いものなら自然と治ることだってよくあるわけで。

もちろん副鼻腔炎の時にも青洟はでますが、逆に出にくくなっていることもありますのでその辺りはなかなか難しい。
後鼻漏といって鼻水がのどに流れ込んで咳がでてるけど、前の方から鼻を見てもあまり悪くないってこともよくあります。



なんだか結論があるようなないような文章になってる気もしますが...(^^;)



じゃあ鼻水はどこまで病院に行かず、家で様子をみても良いのか?



なかなか難しい問題です。
上に書いたように『咳が多い』『鼻づまりで苦しそう』『授乳やミルクが上手く飲めない』などの症状があれば受診をお勧めします。
青洟も少量なら良いですが、ズルズルと大量にでている場合は受診された方が良いかと思います。



結論をまとめようとしましたが、年齢やアレルギー性鼻炎があったりなかったりでも変わってくるので、なかなか簡単には書けませんでしたm(__)m

Posted:2019.11.15 | Category: 医療用語 医療系のお話

前回からの流れでアレルギーのお話です。


経皮感作』という言葉、私も少し前から色んな文献などで目にすることが多くなりました。

読んで字のごとく『皮膚を経て感作する』という意味ですが、まず『感作』とは?

簡単に言うと、様々な食物やハウスダストなどに対して免疫が働きアレルギーを起こすようになってしまうことです。
つまり『経皮感作』とは『皮膚を経てアレルギーになる』ということです。


なぜこんなことがわかってきたのか?
もともと食物アレルギーは腸管からの感作で発症すると考えられていました。
しかし、小麦成分が入った石鹸を使用した方々が小麦アレルギーを発症し大きな問題になりました。
他にもピーナッツオイルを含んだ製品をスキンケアの為に使用していた方々がピーナッツアレルギーを発症したという報告もあります。


こういった流れから『皮膚を経たアレルギー』というものに対する研究が進んできたようです。


皮膚が正常であれば角質に守られアレルギーの原因となるような物質が入り込む隙間はありません。
しかし、皮膚に傷があったり、湿疹があったりすると異物が入り込んでしまいアレルギーが成立する原因となってしまうようです



特に乳児期にアトピー性皮膚炎があると、食物アレルギー、さらにアレルギー性鼻炎、気管支喘息というアレルギー関連の病気を次々と合併してしまうことがありこれを『アレルギーマーチ』と呼びます。
アトピーがあっても次のアレルギーを起こさないように、皮膚を良い状態に保つことが重要そうですね。


もちろん、アレルギー全てが皮膚を介して起こっているわけではないはずですし、環境や遺伝的要因もあると思います。
しかし、スキンケアがアレルギーの予防手段として重要であると考えて良さそうです。


スキンケアの具体的な方法などは皮膚科や小児科のアレルギーに詳しい医師の方々にお任せします(^-^;


ただ、こういうアレルギー等に詳しい医師の話を聞くと、まずは『保湿』というキーワードがだいたい出てきます。
保湿剤だけでもアトピー性皮膚炎の発症を予防できるという報告もあります。



やっぱりアレルギーは『鼻だけ』『皮膚だけ』ではなく、全身のことをしっかり考えて上手くケアしなきゃいかんですね(^^)/

Posted:2019.10.29 | Category: お薬の話 医療系のお話

前々回もインフルエンザ治療薬についてのお話でしたが、今回も。

イナビル吸入懸濁用160mgセット』というのが発売されました。

もともとイナビル(ラニナミビル)は1回吸入するだけで治療が完了するインフルエンザのお薬です。

inabiru01.png
こんなのです。


10歳以上はこれを2本、10歳未満は1本吸入すれば治療完了!

個人的には結構好きなお薬ですが、問題点がひとつ。
しっかりと吸入しないといけないということ。


しかもチャンスは1回です。
小さなお子さんや、ご高齢の方などはしっかり吸入できるか確認できるキットがありますので、それを使って確認してから処方するようにしています。


特に小さなお子さんは苦いタミフルを5日間飲むかどうか、1回の吸入で終わるかになりますので結構大事(^-^;
(もちろん、症状が軽ければ何もお薬を使用しないという選択もします)



で、今回新発売になったイナビル。

この吸入の問題を解決しようと作られたものだと思います。

inabiru02.png
こんな感じ。

直接飲むわけではないです(^-^;

これまでのイナビルと同様、吸入するのですが、その吸入方法が違います。


耳鼻科でネブライザーといって霧状のお薬をのどや鼻に吸わされた経験のある方は多いと思います。
そんな感じです。


inabiru03.png
こんなマスクがセットになっていて、お薬を霧状に噴射する機械に接続して吸入します。
つまり自分で頑張って吸い込む必要がないということです。


このお薬で気になることは、吸入の時間が10分ほどかかるらしいということ。
高熱があってきつがっているお子さんが10分間もじっと吸入できるか?ということですね。


あと、使用する機械は『ジェット式』というネブライザーが推奨されています。
耳鼻科では何人も並んでネブライザーするような場所が多いと思いますが、インフルエンザの方と他の患者さんに並んでネブライザーしていただくわけにはいかないです(^-^;


実際にどういった使用感なのかもまだ不明の部分もあります。
吸入が嫌で暴れちゃったら意味ないですしね(^^;)

というわけで、当院では新しいジェット式ネブライザーをこの薬用に導入するかも含めてまだ検討中です。

Posted:2019.10.21 | Category: 医療系のお話

最近患者さんとの会話で聞いたコトを3つ挙げてみます。
どれもなかなかのインパクトでした。
(全て伝聞なので、正確ではない可能性もありますm(__)m)


・『軽い溶連菌と言われました』
軽い(^-^;?
症状が軽いのか、所見が軽いのかよくわからん。

そしてお薬手帳には『ワイドシリン3日分』。
軽いから処方も短めということでしょうか...?

実際にちゃんと溶連菌の検査を行ったかどうかも定かではないですが(^-^;



・『小学校でRSウィルスが流行ってます』
これもなかなかのインパクト。

RSウィルスについて、詳しくは⇓のブログをどうぞ。
(⇒2017年10月10日のブログ『RSウィルス』)

RSウィルスの検査は基本的に1歳未満のお子さんが保険適応です。

重症の場合や、基礎疾患がある場合はその限りではないのですが、
流石に小学生に検査することはないと思う...

一体どこで診断されたのでしょうか(・_・;)



・『耳鼻科だから咳は診ないと言われました』
いやいやいやいや。耳鼻科って咳症状の患者さんめっちゃ多いですよ。
鼻やのどは咳の原因として多いですし、小さなお子さんで鼻水、咳はセットのようなものですしね。
アレルギーも関係するので、喘息もちの方も多いです。

その耳鼻科、耳だけに特化してるとかかな?
でもそこまではっきり言うなんて、逆に凄い(^^;)




最初にも書きましたが、伝え聞いただけなので、正確ではない可能性があります(^-^;
でも本当だったら...う~ん。

Posted:2019.10.17 | Category: お薬の話 医療系のお話

既に流行の兆しが見えだした今年のインフルエンザ。


インフルエンザの治療に関してはこれまでも何度も書いていますが、ゾフルーザ(バロキサビル)というお薬があります。
去年『1回内服だけでOK』という触れ込みで爆発的に広がり、去年インフルエンザ治療薬で最も使用されました。

私自身も他の治療薬と比べてメリットがあり、希望も含めて相談して処方しておりました。


インフルエンザとゾフルーザの色々については過去のブログを読んでいただければ
⇒2019年1月8日のブログ『ゾフルーザどうでしょう』
⇒2019年1月31日のブログ『インフルエンザ報道あれこれ』



ゾフルーザは特に、体重10~20kgのお子さんで錠剤が飲める子には苦いタミフルを5日も飲まずに済んで良いお薬だと思っていたのですが...


予想以上に耐性ウィルスの問題が大きいようです。


特に12歳未満のお子さんで耐性ウィルスが検出されており、日本感染症学会が『慎重に投与を検討する』という提言を出しました。



以前も書きましたが、ゾフルーザの耐性ウィルスについては発売前から懸念がありました。
それも含めてメリットデメリットを比べて使用してきましたが、どうやら予想以上のようで。


ゾフルーザは予防投与についての申請も進めているようですが、いずれにせよ使用は慎重にしていくべきだと考えています。
(予防投与自体がかなり限定的な使い方ですが)



まぁ正直去年は急激に使われ過ぎましたよね~(^-^;

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