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『ショック』と聞いてどういう意味を思い浮かべますか?
・びっくりした状態
・強い衝撃を受けた状態
・Youはshock!!
などが一般的かと思います。
(3つ目は一般的ではないかも(^^;))
しかし、医学的には違う意味があります。
医学的には『急性循環不全』という状態を指す言葉になります。
では、循環不全とは?
簡単に言うと、血液が十分に供給されない状態で、その結果様々な臓器の機能が落ち生命の危機をもたらします。
(細かい話はだいぶ端折ってます)
『アナフィラキシーショック』という言葉は有名かと思いますが、これはアレルギーが原因の『ショック』。
他にも原因により心原性ショック、閉塞性ショック、低用量性ショックなど色々あります。
耳鼻咽喉科で関わることが多いのはアレルギーによる『アナフィラキシーショック』でしょうか。
もしくは感染による『感染性ショック』、出血による『低用量性ショック』くらいですかね。
アナフィラキシーショックについて少し書きます。
アナフィラキシーショックは感染性ショックと同じ『血液分布異常性ショック』に分類されます。
色んな原因によるアレルギー反応によって、血管が拡張してしまいます。さらに血液中の水分が血管の外に漏れ出るようになり、相対的に血管の内容量が減少してしまい様々な症状を起こします。
典型的な症状としては、息切れ、呼吸苦、蕁麻疹、かゆみ、皮膚が赤くなる、意識が遠くなる...などなど
日本ではアナフィラキシーで年間50人ほど亡くなっています。
その原因で多いのは、『蜂に刺された』ことによるアナフィラキシー、そして薬物のアレルギーです。
食べ物でもアナフィラキシーを起こすことがありますが、薬物や蜂毒に比べると症状の出現がゆっくりなので、生命に関わることは多くないようです。
ショックの治療はもちろん原因によって異なります。
同じくアナフィラキシーショックの治療について書きます。
軽度のアナフィラキシーの場合(ショック状態までなっていない時)、血圧や呼吸状態が安定していれば抗ヒスタミン薬(アレルギーの薬)やステロイド剤、気管支拡張剤などで様子をみることもあります。
血圧の低下、意識障害などを伴うショック状態の場合はバイタル等を確認し速やかにアドレナリン(エピネフリン)を投与します。
アドレナリンは副腎から分泌されるホルモンの一種ですが、血圧を上げ、心拍数を増やし、気管支拡張も促進します。
アナフィラキシーは急激に症状が進みますので、治療は迅速に行わなくてはなりません。
なので、アナフィラキシーを繰り返すなどリスクの高い患者さんには『エピペン』という自分でアドレナリンを注射する医薬品を処方することがあります。
『エピペン』のお話はまた次回(^^)
熊本市の耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
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