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もぐらタイムズ
熊本の耳鼻咽喉科トップ > もぐらタイムズ
2018年10月の記事一覧
Posted:2018.10.29 | Category: 医療系のお話
気が早いと思われるかもしれませんが、来年春の花粉予想が出てきました。
こちら日本気象協会から発表されたものです。
全国的に例年より『やや多い』~『多い』という予想です。
熊本も『多い』になってますね。
基本的に花粉飛散の予想は前年夏の気象が関係します。
気温が高く、日照時間が長い(雨が少ない)と翌春の花粉飛散が多くなるとされます。
今年の夏はホント暑かったですからね~(^-^;
というわけで、気が早いですが、スギ・ヒノキ花粉症をお持ちの方は2月頃にはお薬を貰っておきましょう。
症状が酷くなる前からお薬を使うことでシーズンを快適に過ごせます。
もしくは、スギ花粉症を克服したいという方は舌下免疫療法をご検討ください(^^)/
Posted:2018.10.25 | Category: 雑談
皆さん、お気付きでしょうか
『もぐらタイムズ』のこのもぐら君...
動いてるんです( ゚Д゚)
トップページのデザイン中に『もうちょっと目立ってもいいかな~』とデザイナーに伝えたところ、もぐらが瞬きするようにしてくれました。
(ちなみに、このブログ内のは動いてません。クリックして画像のみ見ると動きますm(__)m)
GIFアニメと呼ばれるもので、画像を何枚か連続して表示してる...らしいです(^^)
ちなみにこの『GIF』。
『ギフ』ではなく『ジフ』と読む...らしいです(^^;)
あんまりこの辺りの話は詳しくないので、話も広がりませんな。
でもこのアニメーション、非常に気に入ってます。
最近なんだか医療系以外の話ばかりなので、次回はちゃんと真面目な話を書こうと思います(^-^;
Posted:2018.10.22 | Category: 雑談
どうも
もぐらタイムズです。
前回ブログのタイトルで悩んでいることを書きましたが、いろいろ検討した結果『もぐらタイムズ』になりました(#^^#)
やっぱり題名からはなんのことかわかりませんが(^^;)
いちおう後ろに『副院長ブログ』とつけてますのでご勘弁を。
ちなみに、他に挙がった候補
・もぐもぐブログ
なんだかグルメ系のブログっぽいので却下
・もぐブロ
上に同じ
・もぐもぐタイム
上に同じ(^-^;
・もぐらの知恵袋
これは良いかと思ったけど、知恵というのがなんか上から目線で嫌。
知恵以外の雑談のことも多いし...却下
・もぐらアンテナ
これもなかなか良いけど、ちょっと真面目な感じで却下。
というわけでもぐらタイムズとなりました。
それから、ブログとお知らせを分けたことで、これからは休診などの予定は『お知らせ』の方に書きますから、よりわかりやすくなったかと思います。
他にも結構いろいろと変更したり追加したりしてます。
大きなところでは、舌下免疫療法のページでシダキュアや年齢制限について改訂したり、補聴器の医療費控除についても書き足しました。
ちなみに、新医師の追加についても出来上がっているのですが、それは11月になったら公開される予定です。
とりあえず、今後は『もぐらタイムズ』として宜しくお願い致します(#^^#)
(まだ自分も慣れてないので気恥ずかしい)
Posted:2018.10.16 | Category: 雑談
前にも書きましたが、当院11月から医師が増員予定です。
それに伴ってこのホームページも改造しているのですが、これがなかなか大変(^-^;
前回にホームページを大幅改定したのは昨年の3月ですので、もう1年半くらい前になります。
その頃と比べると、新しい検査機械が増えましたし(超音波検査や新しい内視鏡)、新しい医師の紹介ページも作成中。
写真の撮影もお願いし、すでに撮影済みです。
さらに1年半あれば治療法や病気の情報も変化しますから、こまごまと修正。
文章を書くのは嫌いじゃないのですが、医学的に間違った知識を書くわけにはいかず、しっかりと見直しながら書くわけで結構時間がかかります(^-^;
そんなこんなでたくさん文章や画像の構成をつくってデザイナーに送信。
実際にホームページに組み込み、テストアップして返信をもらい、もう一度チェックしてさらに訂正して送って...
の繰り返し。
もうほぼ出来上がってきていますが...
ひとつだけ悩ましいのが、このブログ。
これまでは休診などの予定もブログ内で書いてましたが、どうもそれだと見にくい。
そこで『お知らせ』と『ブログ』を2つに完全に分けてつくることに。
これでお知らせも確認しやすくなるハズ。
そこでさらに悩み事。
現在はこのブログ、ただの『ニュース』と名前がついてますが、『お知らせ』と『ニュース』ではよくわからないことになってしまいます。
このため、名前の変更を考えているのですが...
悩む(@_@)
普通に『副院長ブログ』と最初はしてみたのですが...イマイチ。
あ、時々聞かれますが、このブログは副院長の髙村惇が全部書いてます(^^;)
で、ひとつ考えたのが...
もぐらブログ
当院のマスコットから考えましたが、これだと初めて見た人は意味がわかんないですね。
もうちょい悩みます(*_*;
今日もだいぶ気温が下がってインフルエンザの季節が近づいてきました。
先週だったか熊本でインフルエンザの局地的流行があり学級閉鎖が1か所あったそうです。
当院でも数人検査を行いましたが、全員陰性でした。
さて、今回はインフルエンザのお薬についてです。
以前に"ゾフルーザ(バロキサビルマルボキシル)"という新しいお薬について書きましたので、こちらも参照ください。
(⇒2018.3.6の記事『新・抗インフルエンザ薬』)
このゾフルーザ、キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害剤(長っ!)というお薬です。
まだ新しいので効果についてはっきりと言いづらかったのですが、先日"タミフル(オセルタミビル)"と比較した論文が『New England Journal of Medicine』という超一流雑誌に載りました。
結論から言うと
◎ゾフルーザとタミフルは何も治療しない場合よりも平均1日くらい症状を早く抑える
◎ゾフルーザとタミフルでは、ゾフルーザの方がウィルスの検出期間が短くなる
簡単に言うと、両方のお薬ともインフルエンザの症状は抑える効果は同じくらい。
ただ、ゾフルーザの方がウィルスが速やかに減るので、周囲にうつすリスクは低くなる可能性はある。
ということです。
『ならゾフルーザの方がいいじゃん』
ってなりますが、デメリットもあります。
ゾフルーザのメリット、デメリットをまとめます。
◎メリット
・1回内服するだけで良い
・周囲にうつすリスクを減らせる可能性がある
×デメリット
・体重が10kg以上ないと使用できない。
・顆粒(粉薬)も発売予定だが、これは体重20kg以上ないと使えない。
・値段が高い(タミフルのジェネリックと比べると3割負担で1000円くらい違う)
他のイナビルやリレンザとの比較はまだ発表されてないので何とも言えません。
顆粒が今後、体重の小さなお子さんまで適応が広がればいいですね。
タミフルだと1日2回5日間内服しないといけないし、タミフルのドライシロップは美味しくないのが有名です(^-^;
嫌がるお子さんに5日間もお薬飲ませるのは大変です。
というわけでゾフルーザの顆粒は美味しいことを願います(^^)
前回も書きましたが、10月は特に休診などの予定は御座いません。
詳細は今後書いていきますが、当院は11月から医師を増員予定です!!
診察室が2つしかないので、2診体制は変わりないのですが、さらに皆さんのお役に立てるように進化していきます(^^)
それに伴い、このホームページも改造予定です。
医師の紹介も増えますし、各病気の治療についてなども細かい修正をしています。
前回ホームページを改訂したのは2年位前だったと思いますが、2年あれば病気の治療も多少変化しますからね。
このブログも若干の改造を加えようと思っています。
地道に、時に関係ない話も書きながら続けているこのブログですが、最近さらにアクセス数が増えてまして...
7月にブログのアクセス数が『2年前の10倍近くになりました!』なんて書きましたが
(⇒2018.7.2の記事『7月の予定とブログ人気』)
最近はさらにその10倍近くのアクセス数に(*_*;
(ブログだけでなくHP全体のアクセス数ですが)
その結果...
ブログに画像画像を張り付けようとしたらエラーがでます(;・∀・)
どうやらアクセスが増えてサーバーに負担がかかっているらしいです。
ちなみに炎上しているわけではございません(@_@)
すでに対策してもらい画像貼り付けることもできましたが、今後もアクセスが増えるとブログの引っ越しを検討する必要があるそうです(・_・;)
まぁそれだけ必要とされている情報を発信できていると前向きに考え、今後も続けていきます(^^)/
Posted:2018.10.01 | Category: 医療系のお話
本当に早いものでもう10月です。
10月は休診などの予定は特に御座いません。
ニュースでも大々的に報道されていますが、京都大学の本庶佑特別教授がノーベル医学・生理学賞を受賞されることになりました。
以前からノーベル賞の有力候補だったそうで、素晴らしいですね。
その研究というのが、『PD-1』と呼ばれるタンパク質の発見、そしてそこから『免疫チェックポイント阻害剤』というお薬を生みだしたわけです。
『免疫チェックポイント阻害剤』では『ニボルマブ(商品名オプジーボ)』というお薬が日本で使用されています。
所謂『抗癌剤』とは違うのですが、癌に使用するお薬です。
耳鼻科が治療する頭頸部癌。つまり喉頭癌や咽頭癌などでも認可されており、実際に使用されています。
もちろん、癌に対する効果がしっかり認められており、『免疫チェックポイント阻害剤』は世界中でさらに研究が進められて新しいお薬もどんどん出てきています。
ただ、今回のノーベル賞受賞で気になることが一つ。
ニュースなど見ると多くの報道で『免疫療法』という表現をしています。
オプジーボをはじめ『免疫チェックポイント阻害剤』というのは一般的に言われている『免疫療法』とは違います。
(広い意味で言えば『免疫療法』の一部ではあるのですが...)
『免疫療法』で検索すればわかると思いますが、『免疫力を高めて癌を治す』とか『副作用の少ないがん免疫療法』とかイロイロ出てきます。
ほとんどが自費診療(保険診療で認められていない)で、治療費が高額です。
『免疫チェックポイント阻害剤』のオプジーボはもともと根治切除不能な悪性黒色腫という疾患に対して保険承認を得ました。その後、(細かい条件などは省きますが)肺癌、腎細胞癌、リンパ腫、頭頸部癌、胃癌とドンドン適応が拡大しています。
もちろん、それらの病気に効果があることが認められたから保険で承認されたわけです。
『免疫療法』も様々ありますが、保険診療で認められていない治療というのは基本的に、効果があると証明されていないわけです。
もちろん今後そのような『免疫療法』の効果が証明されるかもしれませんが、現時点では医師の中でも積極的に勧める医師は極少数でしょう。
『免疫チェックポイント阻害剤』と『免疫療法』。
本当はきちんと分けて欲しいのですが(*_*;
ノーベル賞受賞は非常に喜ばしいことですが、それに乗っかって変に『免疫療法』を宣伝しようとしているクリニックがあるようですし( 一一)
『ノーベル賞を受賞した夢のお薬です!』という感じで宣伝して効果が証明されていない病気にまでオプジーボを使用するようなクリニックまであるようです。
(この場合は保険適応ではないので自費になります。)
なんかごちゃごちゃした記事になっちゃいましたが、すでに同じようなことを危惧したブログが続々と書かれているようですね(^-^;
免疫療法については国立がん研究センターのがん情報サービスのページにわかりやすく書かれていますので、そちらもご参照ください(^^)
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