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Posted:2018.07.27 | Category: お薬の話
前回のブログで
『漢方薬なら副作用がなくて安全と言われる方もいますが、もちろん漢方薬にも副作用はあります(@_@)』
と顔文字付きで書いちゃいましたので、今回はそのお話。
ちなみに、この記事を書くにあたって、漢方薬について改めて調べたのですが
漢方薬には『副作用』という概念がない。という情報を発見しました。
漢方薬を使用して何か問題が起きると、それは副作用ではなく、診断ミス、投薬ミスとみなされるとのこと。
(wikipediaに書いてました(^-^;)
これは知らなかった...(^^;)
こういったこともあり、『漢方薬=副作用なし』という認識が広まったのかもしれませんね。
さて、耳鼻科でよく使う漢方薬としては...
小青竜湯
柴苓湯
当帰芍薬散
八味地黄丸
加味帰脾湯
十全大補湯
半夏厚朴湯
などが挙げられます。
この中でも耳鼻科での使用頻度が高いと思われる小青竜湯(しょうせいりゅうとう)を例に挙げます。
特にアレルギー性鼻炎で小青竜湯を使ったことがある方は結構多いんじゃないでしょうか。
この小青竜湯の中に『麻黄』という成分が含まれています。
この『麻黄』の主成分は『エフェドリン』と言います。
というより元々『麻黄』という植物から『エフェドリン』は抽出されました。
『エフェドリン』は交感神経刺激薬として気管支喘息や気管支炎の咳止めのように使用されていたり、麻酔時の血圧を上げるために使用されたりします。
血管を収縮させる働きがあるので、妊娠されている方は避けた方が良いとされています。
この『麻黄』ですが、有名な『葛根湯(かっこんとう)』にも含まれています。
妊娠中の風邪症状などに小青竜湯や葛根湯は避けた方が良いでしょう。
(ドラッグストアでも買えちゃいますし)
さらに小青竜湯に含まれる『甘草』という成分は『偽アルドステロン症』という副作用を起こす可能性があることも有名。
『偽アルドステロン症』とは血圧を上げるアルドステロンというホルモンが増えていないのに高血圧などの症状を呈するものです。
これは特に高齢者の場合、注意が必要。
色々怖そうな感じで書いちゃいましたが、もちろんこのような副作用が必ず起きるわけではありません。
特に『漢方薬が悪い』というわけでももちろんありません。
何度も書いてますが、漢方薬だろうが西洋薬だろうが『薬』とされているものは全て副作用を起こす可能性があります。
不要な薬は飲まない方が良いし、必要がある時は医師や薬剤師の指示を守ってしっかり使ってください(^^)
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