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2017年12月の記事一覧
Posted:2017.12.06 | Category: 医療系のお話
すでにニュースなどでインフルエンザの流行が報道されております。
当院でも少しずつ検査で陽性が出る方が増え始めてますが、聞いた話だととある保育園は閉鎖にまでなっているとか(*_*;
保育園が閉鎖になると、インフルエンザにかかってないお子さんも預けられないわけですから、ご両親は大変。
インフルエンザの流行はまだまだこれからですが、早く終息してほしいものです。
それでなくても本格的に寒くなって扁桃炎や中耳炎や鼻炎も増えてますので、皆さん体調には十分気をつけてください。
インフルエンザの典型的な症状は発熱、頭痛、関節痛、倦怠感などで、咽頭痛や鼻水が増えることもあります。
しかし、症状が典型的じゃないことはたくさんありますので、熱が微熱程度だからといって検査をせずに周りにうつしてしまわないようにしましょう。
ちなみにインフルエンザの検査について以前に書きました。
(⇒2017年1月23日の記事『インフルエンザ検査のやり方』)
インフルエンザは鼻の奥をグリグリする検査が基本。
しかし、のどを見ただけで診断できる可能性があることは以前から言われております。
普通の風邪をひいたときでも咽頭後壁(のどの口を開けて見える部分)にポツポツと腫れがでることがあります。
インフルエンザの時は特にイクラのような感じの丸いポツポツがでていることが多いのです。
(インフルエンザ濾胞と呼ばれます)
インフルエンザの検査は発熱から6~8時間程度経過しないと検査の精度が低くなることは有名。
もちろん、2~3時間しか経過してなくても検査で陽性がでることはよくあるのですが、こののどのポツポツは感染初期からでることもあり、診断の助けとなります。
とある報告では鼻グリグリの検査よりも感度が高いという話もあります。
それだけでインフルエンザと診断を確定することはできませんが、熱が高くなかったり、インフルエンザの典型的な症状がないときに検査を行うかどうかの検討材料になるわけですね。
...結局鼻グリグリされるんかい!!
なるべく痛くないようにしますんで(-_-;)
12月2日(土)は夕方から地方部会という熊本の耳鼻科医の集まり。
毎回何題か色々な講演があるお勉強会です。
席が一番前しか空いておらず、この距離でお勉強。
今回は会場がほぼ満席になるくらい多くの耳鼻科医が集まりました。
(この会は専門医の単位がもらえるからね(^-^;)
今回の講演は2題。
『医療安全』についてと、『最新の難聴治療』について。
医療安全については、様々な医療事故、医療ミスについて、どのように防ぐのか、そして起こってしまった時にはどのように対応するのかというお話でした。
特に大学病院などの大きな病院になると、組織の全体を管理しなくてはならないので大変。
事故やミスというのは完全になくすことはできませんが、限りなくゼロに近づけるための個人個人の努力、組織づくりが必要です。
実際に熊本大学で医療安全を担当している先生のお話で、実際の現場から非常に熱く語られ、勉強になりました。
難聴の治療については、3つのテーマで講演がありました。
・手術による治療、特に真珠腫性中耳炎に対する内視鏡での治療
この治療については、以前に書いてますのでよければそちらをご覧ください(^-^)
(⇒2017年3月23日『耳手術の新しい波』)
・遺伝性難聴の診断・治療
生まれた時から聞こえが悪い先天性難聴は1000人に1人と言われ、その半分は遺伝的な原因があるとされています。
Pendred症候群という遺伝性難聴のなかでも2番目に頻度の多い病気がありますが、最近慶応大学でiPS細胞を使った研究が行われ、新しい治療法が開発されています。
遺伝性難聴は基本的に治療が困難なのですが、実用化されれば本当に画期的ですね(^^)
・人工聴覚器
補聴器から人工内耳、残存聴力活用型人工内耳、骨導インプラント、人工中耳などなど...
難聴の治療のために使われる機器はどんどん進化しています。
そんななか、一番面白かったのがこれ。
『Sound bite』というものらしいです。
耳の後ろに補聴器のようなマイクをつけて、そこで拾った音を歯につけた機械に転送。
歯から骨を通して(骨伝導)、音を感じる仕組みのようです。
取り外しも簡単にできるようで、なにより手術も不要。
残念ながら日本ではまだ未承認のようですが、凄い発想ですね~(^^)
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