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2017年6月の記事一覧
とある雑誌の表紙です。
『その肺炎治す?治さない?』とはなかなか目を引く表題ですが、やはり『かぜに抗菌薬を使うべからず』。
厚労省が今月にも『抗微生物薬適正使用の手引き』というものを全国に配布するという話は以前からあり、それに合わせた記事ですね。
以前にも書きましたが、いわゆる風邪に抗菌薬は効きませんので、使わないのは当然。
さらに記事の中では『急性気管支炎』『急性咽頭炎』にも抗菌薬を使うべからずと書いています。
急性咽頭炎はたくさん診ますが、たしかに扁桃炎を併発している場合などを除けば抗菌薬が必須なことはあまりありません。
そしてこの記事の中ではヨーロッパ各国の抗生剤使用状況と日本の状況を比較しているのですが、これがなかなか興味深い。
抗菌薬の使用量については、日本は少ない方です。
しかし、その内容が特徴的。
日本『以外』の国々で最も使用量が多いのは『ペニシリン系』(サワシリン、パセトシン、ワイドシリンなど)と言われる一番基本的な抗菌薬です。
日本は一番が『セフェム系』(メイアクト、フロモックス、セフゾンなどなど)、次が『マクロライド系』(クラリシッド、ジスロマックなど)。
この偏りが結構前から問題視されており、
現にこの『セフェム系』、『マクロライド系』は耐性菌が非常に増えています。
有名なのがマイコプラズマで、以前はマイコプラズマ肺炎にはマクロライド系が処方されていたのですが、耐性菌が増えてきて本当に効かなくなりました。
(マイコプラズマにはペニシリン系やセフェム系は最初から効きません)
その結果、最近はマイコプラズマ肺炎が疑われるとトスフロキサシン(オゼックス)がガンガン使われちゃってます。
トスフロキサシン(オゼックス)は治りにくい中耳炎のために作られたお薬です。
はっきり言って最終手段として使われるべきお薬です。
本当に良く効くので、マイコプラズマ以外にも軽い中耳炎や副鼻腔炎にもたくさん使われちゃってます。
そして肝心の中耳炎になったときには非常に治りにくい中耳炎の出来上がり。
話がちょっと逸れましたが、このまま抗菌薬の不適切な使用が続くと耐性菌問題によって2050年には世界で1000万人が死亡。
そして100兆ドルの経済的損失がでると予想されています。
『100兆ドルっていくらだよ!』って感じの途方もない額ですね(^-^;
耐性菌の問題だけでなく、当たり前ですが無駄なお薬は使うべきではありません。
全ての薬には副作用があります。そして無料の薬もありません。
...なんだか今回も医者への苦言のようになっちゃいました(^-^;
だいたいこういうことを書くときって長すぎる文章になるんだよな~
といいつつ雑談の時もダラダラ書いちゃうのが私の悪い癖ですがm(__)m
熊本も梅雨入りし、さっそく天気が崩れちゃってますね。
梅雨が明ければ本格的な夏がやってきます。
今年は本当に暑そうです(*_*;
以前より告知しておりましたが、明日6月8日(木)
他院の代診の為、副院長不在ですm(__)m
写真は本文と全く関係ありません。
ただ先週宇都宮で泊まったホテルが洗濯機と流しまであったので珍しくて写真撮っちゃっただけです(^-^;
さて、題名のお話です。
「咳の原因」については以前に全4回に分けてかなり書きましたので、よければお読みください。
>せきの原因(1)副鼻腔炎
>せきの原因(2)喉頭アレルギー
>せきの原因(3)胃食道逆流症
>せきの原因(4)薬剤性・気道異物・百日咳
こどもの咳がなかなか止まらなくて耳鼻科に行ったら抗生剤と去痰薬とアレルギーの薬。
小児科にいったら咳止めとアレルギーの薬と気管を広げるテープ。
こんな感じでお薬をもらった経験がある方、多いのではないでしょうか。
先日の小児耳鼻咽喉科学会でもたくさん議題に上がっていた『小児の咳嗽』。
原因はたくさん考えられます。
特に長引くようなものでは、喘息、咳喘息、気管支炎、肺炎、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、異物、咽喉頭逆流症、喉頭アレルギー、アトピー咳嗽、心因性咳嗽...
ぱっと思いついただけでもこのくらいはあります。
先日の小児耳鼻咽喉科学会でこんな発表がありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「3歳、去痰薬・鎮咳薬を使用しても咳が3週間以上続く、湿性咳嗽(痰がからんだような咳)で起床時に多い」
この患者さんの最も可能性の高い診断は
マイコプラズマ肺炎、急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎、気管支喘息のどれでしょう?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こういったアンケートを耳鼻科医と小児科・内科医で行ったそうです。
耳鼻科医はほとんど全員「副鼻腔炎」
小児科・内科医は「副鼻腔炎」と答えたのは50~70%、残りはマイコプラズマ肺炎や気管支喘息などの選択だったようです。
つまり、同じ患者でも診断・治療に耳鼻科医と小児科医では差がでるということです。
ひとつ有名な論文があります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
咳が4週間以上続く15歳以下の小児32名。
同じ患者で小児科と耳鼻科の診断結果を調べた。
結果は以下。
耳鼻科の診断
副鼻腔炎 約35%
アレルギー性鼻炎と副鼻腔炎の合併 約15%
アレルギー性鼻炎 約28%
診断なし 約21%
小児科の診断
喘息 約40%
気管支炎 約15%
心因性 約6%
百日咳 約3%
診断なし 約34%
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱり全然違いますね(^-^;
(診断なしっていうのが個人的には納得いきませんが)
この結果について、まず考えなくてはならないこと。
アレルギー性鼻炎の患者の30~40%が喘息を合併すると言われます。
逆に喘息の患者の70~80%がアレルギー性鼻炎を合併すると言われます。
つまり、どちらの診断が正しいかということではなく、「原因が一つとは限らない」ということを念頭に置かなくてはならないということです。
小児科医がアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎と診断してはいけないわけじゃないですし、耳鼻科医が喘息治療をしてはならないという決まりもありません。
実際結構治療します(^-^;
耳鼻科医なら鼻の中、のど、のどの奥まで簡単に観察できるので、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎の診断はほとんど迷うことはありません。
ただ、それだけで終わってしまうことが多いのでしょう。
耳鼻科と小児科両方で診察を受ければいいのですが、それは完全に二度手間(・_・;)
ホントの理想は耳鼻科と小児科両方の専門的知識を持つ医師がいること...
なんだか医者(特に耳鼻科医)に対しての苦言のようになってきましたが...
私は理想を目指して頑張ります(^^)/
ちょっと時間が経っちゃいましたけど、学会2日目の報告。
2日目も朝一から講習漬けになります。
小児の睡眠時無呼吸症候群、花粉-食物アレルギー、耳手術、鼻手術、嚥下、中耳炎...
様々な分野のお話を聞いていると、やはり耳鼻科医と小児科医の違いがありますね。
耳鼻科医⇒結構大胆、ちょっと変わり者
小児科医⇒真面目、慎重
(あくまでも私個人の印象ですので、怒らないでください(^-^;)
やはり耳鼻科医は『外科系』ですので、結構大胆なひともいます。
学会発表にしてもアドリブっぽく話したり、少し笑いをとりにきたりもします。
それと比べると小児科医はきっちりセリフを覚えてきて、発音にも気をつけている感じです。
そしてこの日の休憩はこれ
やっぱり牛乳っぽさなし。
ギリギリまで講習を受けて、宇都宮駅に急ぎます。
そして再び新幹線⇒山手線⇒モノレールを乗り継いで羽田から最終便で熊本へ。
あ~、疲れた。でもやっぱり勉強になる学会ですね。
来年は横浜開催。再来年は福岡のようですので、また行きたいものです(^^)
疲れ果てて家についたのは22時過ぎ。
しかし、その日私は寝るわけにはいかなかったのです。
UEFA Champions League 決勝戦
ユヴェントス 対 レアルマドリード
この試合を見ないわけにはいきません。
しかし...
結果は...
ユヴェントス惨敗
(:_;)
久しぶりにサッカーの試合をみてかなりヘコみました。
前半だけなら非常に面白い試合だったのですが、、、
まずディバラの動きが悪すぎ、表情もプレッシャーからかガチガチ。
中盤のピアニッチ、ケディラの出来もはっきり言ってダメ。
この時点で試合が組み立てられず。
そして後半はチーム全体が酷すぎました。
マンジュキッチとアウベスは良かったけど、周りが悪すぎてどうしようもない感じ。
パスミスを連発し、中盤で相手に十分なプレッシャーも与えられずカウンターも出来ず。
失点の多さは守備陣を責めるようなものではないと思います。
そして優勝慣れしているレアルは流石。
ロナウドの勝負強さはもちろんですが、モドリッチが凄い。
浮足立ちまくって足も止まっているユヴェントスを相手に落ち着き払ってのゲームコントロール。
素晴らしかったです。
正面から力負けして負けるなら悔しさもあまりないのですが、完全に自滅した感じの負け方で、なんだかブルーになりました(:_;)
バルサ戦で見せたパフォーマンスをなぜもう一度見せられなかったのか...
日程的にはむしろ楽だったハズなのに...
でもこれからももちろん応援します。
結果だけ見れば今季はチャンピオンズリーグ準優勝、セリエA優勝、コッパイタリア優勝ですから!
セリエBに落とされた時や、チャンピオンズリーグに出場できなかった頃と比べれば!!
ただ本当はセリエAでもっと強いチームに出てきてほしい。
ナポリは今季もチャンピオンズリーグで善戦しましたが、ローマ、ミラン、インテル、フィオレンティーナ、ラツィオ、アタランタにもっと強くなってほしい(上から目線)。
20年前のようにセリエAでヨーロッパを席捲して、国内でもっと切磋琢磨してレベルアップして...
そして今回の惨敗も経験値にして、来年こそ!!
Forza! JUVE!!!!
さぁ今日から小児耳鼻咽喉科学会です。
ホテルから20分ほど歩いて会場の宇都宮総合文化センターに到着。
宇都宮もえらくいい天気ですが...参加人数、やっぱ少ない
まぁ前回の日本耳鼻咽喉科学会総会が多すぎたので、ギャップは仕方ない。
しかし耳鼻科医ばかりの学会と違って、普段と違う発見が色々とあります。
小児科の視点と耳鼻科の視点からいろんな病気を見ることができる貴重な場です。
(もちろん両方の視点を持っているのが理想なんですが)
同じ状態の患者さんを診ても小児科医と耳鼻科医では診断が違ってくるという論文もあり、考えさせられます(*_*;
(これは今度詳しく書こうかと思っています)
休憩中、ドリンクコーナーにはこんなものも
栃木県の名物らしいです(^^)
初めて飲んだのですが、あんまり牛乳感がなくてサッパリ系。
牛乳苦手な子にはいいかもですね(^◇^)
そして19時までみっちり勉強してやはり夕食はこれ
小食な私はこれで腹いっぱいです(*´з`)
明日は学会が終わったらすぐに羽田に向かい熊本へ帰らなきゃいけないので、今日のうちに食べときました。
(明日はホントに最終便ぎりぎりなんです(-.-))
というわけで明日も早起きして頑張ります!!
6月になりました!
やっぱり例年に比べて蒸し暑いような...運動会も皆さん大変だったようで(^-^;
熊本の話をしていますが、現在栃木県にいます。
18:30まで診療し、熊本空港に直行
19:50発 JAL0638便
21:25 羽田空港着
東京モノレールで浜松町へ
山手線で東京駅へ
22:44発 東北・北海道新幹線なすの281号
23:38宇都宮着
23:50ホテル着
結構つらかった...(^-^;
さて、明日から小児耳鼻咽喉科学会に参加です。
小児耳鼻咽喉科について
『こちらの耳鼻科はこどもや赤ちゃんも診察できますか?』
時々質問されます。
基本的に耳鼻科は年齢関係なく診療しますので、乳幼児の診察をしない耳鼻科は存在しない...はずです(^-^;
小児耳鼻咽喉科って正式な診療科名ではありませんし、小児耳鼻咽喉科専門医という資格も存在しません。
名乗るのも自由です。
こども病院など、こどもしか受診しない病院にはこういった名称の科も時々みかけます。
この学会は小児科と耳鼻咽喉科が合同で開催するような学会で、学会の発表も耳鼻科医もいれば小児科医もいます。
今回小児耳鼻咽喉科学会は第12回目。
(ちなみに先々週に参加した日本耳鼻咽喉科学会総会は第118回でした。)
もともとは小児耳鼻咽喉科研究会という名前で1979年に設立されたそうですので新しい学会ですし、参加人数も多くありません。
はっきり言ってこの学会に参加している耳鼻科医は熊本で見たことありません(*_*;
さぁ、明日から2日間。また頑張って色々吸収します!!
熊本市の耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
〒862-0926 熊本市東区保田窪5丁目10-26 ■診療時間 ●月~火・木~金/9:00-12:30 14:30-18:30 ●水曜日/9:00-12:30 ●土曜日/9:00-12:30 14:00-15:00 ■休診日 日曜・祝祭日
〒862-0926 熊本市東区保田窪5丁目10-26 ■診療時間 ●月~火・木~金/9:00-12:30 14:30-18:30 ●水曜日/9:00-12:30 ●土曜日/9:00-12:30 14:00-15:00 ■休診日 日曜・祝祭日