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まず6月の予定を。
6月2日(金)、6月3日(土)
小児耳鼻咽喉科学会出席の為、副院長不在です。
栃木県は宇都宮に初上陸してきます。例によって診療自体は通常通りです。
6月8日(木)
他院応援のため、副院長不在です。また応援要請を受けました(^-^;
さて、題名の話を。お薬の名前ですが。
「一番よく処方する薬ってなんだろう?」
先日なんとな~く考えてみました。
薬の系統だと、長期的に処方するアレルギーのお薬(抗ヒスタミン薬)が多いのでしょうけど、たくさん種類があって患者さんによって結構違うから一つ一つはそこまで多くない。
抗生剤も同じ理由で違うでしょう。
となると、題名のカルボシステイン、ムコダインが一番かもしれません。
ホントによく使います。
『ムコダイン』とは杏林製薬が出している製品名。『カルボシステイン』は成分名でジェネリック医薬品はこっちの名前になります。
一般的に『去痰薬』と呼ばれるもので、その名の通り痰を出しやすくする作用があります。
粘液調整作用といって、具体的には炎症を起こした痰は色がついて粘っこくなりますが、その痰の粘り気をとってくれます。
また、粘膜修復作用を併せ持ち炎症で傷ついた粘膜を修復してくれます。
耳鼻咽喉科という名の通り、『耳』『鼻』『のど』などの病気を治療しますが、どの部分でも使うことが多いお薬です。
『耳』では中耳炎に使用します。中耳炎では鼓膜の奥に膿や浸出液が溜まりますが、その溜まった液を出しやすくしてくれるわけです。
滲出性中耳炎では日本で唯一適応があるお薬でもあります。
『鼻』では主に副鼻腔炎に使用します。中耳炎と同様に粘っこくなった鼻水を出しやすくしてくれます。軽い副鼻腔炎なら抗生剤を使用せずにこの薬だけで治っちゃうことも結構あります。
『のど』では咽頭炎や扁桃炎、上気道炎(風邪)にも使用します。これは粘膜修復作用を期待するわけです。
そのほかにも気管支炎などにもよく使われています。
病気の種類からもわかるように、乳幼児からご高齢の方まで幅広く使うお薬です。市販の風邪薬にも同じ成分が入っているものがちょこちょこあります。
錠剤が500mgと250mg
ドライシロップ(粉薬)もあるので非常に使いやすい。ちなみに味も悪くない。ちょっと酸っぱいラムネのような感じです。
副作用も少ない安全なお薬ですが、肝臓を傷めたり(薬剤性肝障害)、皮疹(薬疹)が出たりすることは稀にあります。
私も2~3人くらいそういった副作用の経験がありますが、お薬を中止するだけですぐに治りました。
「痰がからむ」という訴えに対して「とりあえず」といった形で処方されてしまうことも多いお薬ですが(^-^;
これからもきっとお世話になるお薬でしょう(^^)
熊本市の耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
〒862-0926 熊本市東区保田窪5丁目10-26 ■診療時間 ●月~火・木~金/9:00-12:30 14:30-18:30 ●水曜日/9:00-12:30 ●土曜日/9:00-12:30 14:00-15:00 ■休診日 日曜・祝祭日
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