たかむら耳鼻咽喉科

耳・花・喉・アレルギーのクリニック 096-382-8700

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2017年12月の記事一覧

Posted:2017.12.28 | Category: お知らせ

年末年始の予定をもう一度
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~12月28日通常通り

12月29日 9:00~12:30 午後休診
12月30日 当番医 
12月31日~1月4日 休診
1月5日~通常通り

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

インフルエンザA型もB型も流行っております。

A型B型両方とも検査陽性という方もいらっしゃいました。これは1回で両方の免疫ができて、ある意味お得なのか...
もちろん一番はインフルエンザにかからないことですが(^-^;


今年の診療もあと2日。
なんとか皆さんが気持ちよくお正月を迎えられるよう、頑張ります!

Posted:2017.12.25 | Category:

メリークリスマス!


って感じで街中はクリスマス一色ですね。
忘年会もピークを過ぎたかもしれませんが、週末の街中は人がいっぱいでした。


忘年会といえばひたすら酒を飲むことが多いわけで、街中を歩くと道端でぐったりしている人もよく見かけます(*_*;

救急外来の当直をしていた頃は急性アルコール中毒で運ばれてくる人が多い季節でした。


アルコール中毒は呼吸などに問題なければ治療は輸液をどんどんするくらいです。
怖いのがフラフラして転倒して頭を打ったり、嘔吐したものがつまって窒息することです。

命に関わってしまうこともあるので、皆さん飲みすぎには本当に注意しましょう。
私も注意します。




そして忘年会といえば、若手の余興でしょうか。
私も昔は木製バットを蹴りで叩き折ったり、メイド服でマイケルジャクソンの『スリラー』を踊ったり、芸人のコントの真似事をしたりとイロイロやりました(^-^;



若手を卒業してからは見て楽しむ側になるわけですが、後輩たちは芸達者な人間が多く、しかも毎回余興の準備も凄かったです。


わざわざ動画をつくってきたり、全身黒塗りになったり、芸にかける情熱が違います。
(そして毎回その情熱を少しは仕事に...というツッコミをくらう)



大学病院などの総合病院での忘年会は耳鼻科だけでも医師、看護師、言語聴覚士、クラークなどなどのメンバーが揃いますので、50人近い人数になります。

なので、会場もかなり大きくなるのですが、毎回必須なのが余興を行う舞台やスペースがあること(^-^;

そこまで期待されると頑張らないわけにはいかないという状態に追い込まれるわけです。



クリスマスっぽくない話題でしたが、今年もあと1週間。
私も含め、皆さんはしゃぎ過ぎないようにしましょう(^^)/


Posted:2017.12.21 | Category: 雑談

昨日は午後からとある雑誌の取材を受けました。

DSC_1950.JPG
レコーダーを置きながらライターの方にインタビューを受ける形。


一般の方向けの雑誌ではないので、読まれる方は少ないかもしれませんが
当院の開業当初のこと
熊本地震での被害のこと
現在の当院で行っている医療
そして今後の目標

DSC_1956.JPG
真面目な話の中にも時々軽い話題を入れたい自分はこの表情。
ライターさん、まったく笑ってません(^-^;

あ、手前の方に院長もいます。



自分では現状も今後の目標も頭に入っているつもりですが、改めて質問されると頭の中が整理され、違う視点からの目標も見えてきます。


モチベーションが上がったところで、今年あと1週間ちょっと頑張ります!!

Posted:2017.12.15 | Category: 医療系のお話

先日、なんとなく観たニュースで「寒暖差アレルギー」について解説していました。
ちらっとしか観てないのでどんな内容だったかはわかりませんが(^-^;


寒暖差アレルギーというのは暖かいところから寒いところ、寒いところから暖かいところと気温差によって鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状がでます。
正式には「血管運動性鼻炎」とも呼ばれます。


気温の変化という刺激がまさにアレルギー性鼻炎のような症状を起こすわけです。
もともとアレルギー性鼻炎を持っている方が起こしやすいという報告も多く、アレルギー性鼻炎が季節の変わり目に悪くなりやすいというのは血管運動性鼻炎を合併しているからという考え方もできます。


この血管運動性鼻炎については自律神経のバランスが関わっているという話もあります。
寒暖差が激しいと自律神経のバランスが崩れて鼻が過敏になるというわけですね。



治療については基本的に通常のアレルギー性鼻炎のように治療します。
ただし、内服薬だけでは効果が薄いこともあり、点鼻薬を使用するのが重要です。



アレルギー性鼻炎と同様に、一番の治療は原因の除去ですが、寒暖差をなくすのはなかなか難しい(^-^;

ここ数日すごく寒いので、もちろんお出かけの際は暖かい服装でどうぞ(^^)/

Posted:2017.12.15 | Category: 医療系のお話

冬になると中耳炎や副鼻腔炎が悪化するお子さんが非常に増えます。
お薬を使いながら時には鼓膜切開などしながら治療をするわけですが、耳鼻科って毎日のように通院するイメージがありますか?



昔々の耳鼻科と言えばひたすら毎日通院して鼻水を吸引してネブライザーをするということがありました。

しかし、新しいお薬や治療法が確立し、副鼻腔炎も中耳炎も非常に治りやすくなりました。特に抗生剤が色々出来たり、マクロライド少量長期療法といったものですね。



それによって毎日通院させて鼻水吸引⇒ネブライザーのみするということは最近ではほぼないかと思います。


だいぶ昔にそういう病院に手伝いに行ったことがありますが、ホントにひたすら鼻水吸引ばかりの繰り返しで(^-^;
流石に最近ではそんな耳鼻科はないと思います(*_*;



特に自分で鼻をかんで上手に鼻水を出せるお子さんや大人の方はわざわざ鼻水を吸引しに通院する意味はあまりないでしょう。


まだ鼻をかめない小さなお子さんはしっかり鼻水を吸引することで副鼻腔炎も中耳炎も治りやすくなりますので、どうしても鼻水がつまってとれない時は耳鼻科を受診していただいた方が良いと思います。


2~3歳でも自分で上手に鼻水を出せるお子さんはいます。
そういうお子さんは非常に治りが良いし、中耳炎にもなりにくいので、お薬も本当に最低限で済んじゃいます。


逆に5~6歳でも鼻をかまない、かめないお子さんは鼻を「すする」方が癖になっていることが多く、中耳炎にもなりやすくなります。

ついでに鼻を「ほじる」癖がある子も多いです(^-^;


結論
頑張って小さいうちから鼻かみを練習しましょう(^-^)

Posted:2017.12.14 | Category: 雑談

DSC_1944.JPG

こちら『鏡熊』という熊本耳鼻科医の集まりが作っている雑誌のようなもの。
色んな事務的なことや、ちょっと学問的なこと、イベントのことなど載ってます。
耳鼻科医が読む為のものなので、一般の方が読む機会はないと思います。



んで、今号の中に

DSC_1945.JPG
私の文章。

"勤務先移動のご挨拶"というテーマで書かされ、いきなり1行目から不満気な出だし(^-^;


『ど~せ熊本の耳鼻科医しか読まないんだから』
という感じでちょっぴり悪ふざけも含みつつザザッと書きあげましたが、改めて読み直してみるとあんまり悪ふざけできてない...(-_-;)


もっとガッツリふざけた方が良かったかも。
他が真面目な文章ばかりなので、ぶっ飛んだ文章が一つくらいあった方が読む方も面白いでしょう。


もともと文章読んだり書いたりは嫌いじゃないけど、やはり真面目な文章よりも不真面目な文章を勢いで書く方が面白い。



次に書き物の依頼があった時は熊本中の耳鼻科医の目の玉が飛び出るくらいの文章を...(; ・`д・´)



と思っていたら
DSC_1946.JPG

また依頼が...
しかもテーマが"年男年女(新春雑感)"
新春の話題なのに締め切りが1月4日て!!

文章の書きだしが不満気になるのは決定。



しかし今度は熊本市医師会からの依頼。
つまり耳鼻科医だけでなく、熊本市の医師のほとんどが読むような広報誌。



...流石に熊本の医師全員の目の玉飛び出させるとマズいかな(*_*;

Posted:2017.12.11 | Category: 医療系のお話

急な予定ですが...

12月13日(水)は院長不在になります。
診療は通常通り9:00~12:30です。
お待たせする時間が長めになるかもしれませんが、どうぞご了承くださいm(__)m



さて、インフルエンザがどんどん流行ってます。

インフルエンザの感染予防としては、手洗い、うがい、マスクの着用というのが一般的かと思います。


さて、この3つ。
ホントに効果があるんでしょうか?

『インフルエンザ 予防』などで検索すると色んなサイトが出てきますが、手洗いうがいを推奨しているサイトもあれば、全く効果なしと言い切っているサイトまで様々(^-^;

いろいろ論文も含めて読んでみて、自分なりにまとめてみました。


◎手洗い
インフルエンザ予防効果はありそう。
インフルエンザは感染者が触ったものにウィルスが付着して、それを触ることでうつることがありますので(接触感染)、特に外出後などにしっかり正しく手洗いは重要でしょう。

ただ、ドアノブや電車のつり革などたくさんの人が触る場所を触る度に手洗いするというのは現実的には難しい(-_-;)



◎うがい
インフルエンザ予防効果は薄そう。
普通の風邪(上気道感染症)の予防については効果があるようです。
とある有名な研究で、『水うがい』『イソジンうがい』『うがいしない』を比較すると、『水うがい』が最も風邪の予防には有効だったという結果がでました。
ただし、インフルエンザについてはうがいをしてもしなくても結果に差はでなかったようです。

よってインフルエンザ予防になるという証拠はありませんが、風邪予防にはなるので、水うがいは推奨です。



◎マスク着用

これもインフルエンザ予防にはならないという意見が多いようです。
基本的にインフルエンザウィルスは非常に小さいので普通のマスクでは隙間からウィルスが入ってしまいます。

感染者がくしゃみや咳をして飛んでくる飛沫を直接口や鼻に吸い込むことは防げますが、マスクの表面についたウィルスを手で触ると手にウィルスがつくので、その手で口の周りを触ると接触感染になります。


ただ、インフルエンザにかかってしまった方が周りにウィルスを広げてしまうことを少しでも防ぐために、感染者がマスクを着用することは推奨です。



◎結論
手洗いもマスクもうがいもインフルエンザを『完全には』防ぐことはできません。
なんだか当たり前の結論になってしまいましたが(-_-;)


一番はやっぱり流行時期に人混みに行かないことかも...とは言っても学校や職場に行かないわけにはいかないし(^-^;



ちゃんとワクチンを打って、なるべく感染しないように予防をして、それでもインフルエンザのような症状が出たら、ちゃんと診断・治療を受けて周りにうつさないようにすることですね(^-^)

熊本市耳鼻咽喉科 たかむら耳鼻咽喉科
〒862-0926 熊本市東区保田窪5丁目10-26  ■診療時間 ●月~火・木~金/9:00-12:30 14:30-18:30 ●水曜日/9:00-12:30 ●土曜日/9:00-12:30 14:00-15:00  ■休診日 日曜・祝祭日