たかむら耳鼻咽喉科

耳・花・喉・アレルギーのクリニック 096-382-8700

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Posted:2024.04.08 | Category: 雑談

タイトル通り昨日は休日当番医でした。

だいたいこの時期当番がまわってくるのですが、インフルもコロナも随分と落ち着いてきており昨日はコロナ1名、インフルも数名でした。

1か月前と比べると確実に発熱で受診される方は減っており、花粉はまだ飛散していますが普段の外来も混雑することはなくなってきました。

当番医ではやはりあさイチは多少混みあいましたが、午後からはほぼお待たせすることもなかったと思います。


当番医の場合、遠方から受診される方も多いので色々気をつかうことも多いです。
特に突発性難聴など継続して治療が必要な方は近くの耳鼻科に診療情報提供書(紹介状)を作成することもよくあります。


それから普段見ない遠方の病院やクリニックの処方内容が見れるのは興味深いです。
近くの病院やクリニックは普段からお薬手帳で見ることが多いので、ある程度お薬の出し方や傾向がわかっています。

『あの先生こんな処方の仕方してるんだ~』と勉強になることもあり
『ちょっとこの処方は...』と感じることもあり(*_*;



そんなこんなで当番医を終え、今週からは入学式などを控えている方も多いでしょう。
慣れない環境で体調を崩す方も多くなるかもしれませんが、皆さん無理なさらず過ごされてください。


それから『お知らせ』にも書きましたが、4月11日(木)は午前中が休診となります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承くださいm(__)m

Posted:2024.03.28 | Category: こどもの病気 医療系のお話

インフル、コロナの流行がだいぶ落ち着いてきた今日この頃ですが...

なぜか溶連菌感染が非常に多いです。
最近1~2週間で30~40人くらい診断したと思います。


kansen2024.3.png
(熊本市HPより)

熊本市全体で凄く流行しているというわけではなさそうです。


溶連菌自体は診断さえできれば重症化することは多くないし、薬をちゃんと飲めば24時間で感染力も低下するのでインフル、コロナよりも制限は短いです。
ただし、やはり家族内で流行するケースが非常に多く、『子供の病気』というイメージがあるかもしれませんが大人も注意が必要です。


そして最近は多すぎて検査キットが不足気味(^^;)
まぁ溶連菌はノドの見た目だけで判断できる場合も結構あるので、診断に困ることはあんまりないはずです。

もちろんちゃんとノドをみないとそれじゃ診断できませんけどね(^^;)


溶連菌と診断されれば基本的にはペニシリン系抗菌薬10日間もしくはセフェム系7日間です。症状が良くなってもしっかり最後まで飲み切ってください。



話は変わりますが、熊本で3月26日に桜の開花が観測されたそうです。

桜の開花と言えばこのブログでも何度も書いてますが、ヒノキ花粉が飛散する合図のように言われています。
例年であれば5月の連休くらいまでは飛散が続くはずです。

スギ、ヒノキ花粉症をお持ちの方はもうしばらく治療の継続と花粉対策を頑張りましょう(^^)

20240329_130552.JPG

桜ではないですが、当院の駐車場でもいくつか花が咲きました!

Posted:2024.02.27 | Category: お薬の話

なんだか月一回更新が恒例になってきてしまっているこのブログです(^^;)

以前にも2回書いた薬不足について

2023年8月8日のブログ『薬不足』

2023年9月1日のブログ『薬不足つづく』

最初のブログから半年ほど経ちましたが、状況は改善するどころか徐々に悪化しています(-_-)


特に最近困るのが小児の抗生物質です。
↑のブログでもクラバモックスが不足していることを書きましたが、現在はそれに加えてワイドシリン、セフジトレンピボキシル(メイアクト)も不足しています。


ワイドシリン、メイアクト、クラバモックスは小児の中耳炎に使用する抗生物質のトップ3です。


他にガイドラインで挙げられている抗生物質はトスフロキサシン(オゼックス)、テビペネムピボキシル(オラペネム)があります。

こちらも不足はしているのですが、この2つはもともと普段からあまり使わないようにしている薬なのでそこまで困ってません。


ワイドシリンやメイアクトは中耳炎だけでなく溶連菌感染症にもよく使うお薬で、溶連菌も引き続き流行っているので大変です。



もう少し暖かくなって風邪も含めて色々な流行が過ぎてくれれば...多少は解消されるのかと期待していますがどうなることやら。



幸いなことに現在花粉症にたくさん処方しているアレルギーのお薬はまったく問題ないようです。


咳止めは慢性的に不足しており、大人用も小児用もかなり厳しい状況。
漢方薬も種類によってかなり不足しています。



薬を処方する上で一番大事なのは当然病気を治したり症状を抑えることなのですが、自分の思い通りの処方ができなかったり、在庫を気にしながら処方するというのは中々にストレスです(^^;)

Posted:2024.01.25 | Category: 医療系のお話

昨日今日と寒いですね(*_*;

朝から熊本にしてはかなり雪も降ってました。

20240124_125745.JPG
なかなか写真じゃ伝わらないけど(^^;)

子どもたちは『雪合戦したい』とか『雪だるま作れるかな』とか言ってましたが、熊本ではなかなかそこまで積もるのは難しいですね。



そして来週にかけてはだいぶ気温も上昇するようです。
となると、やってくるのは...


そう、スギ花粉です。


実はすでに花粉症っぽい症状を訴える方が増えてきています。


今年の花粉の予報では昨年よりは飛散量は少ないようです。

ただ、昨年が記録的に花粉の飛散量が多かったので、例年(過去10年の平均)と比べると多い予報なので要注意です。

2024年 春の花粉飛散予測(第3報) - 日本気象協会 tenki.jp
こちらのサイトなどもご参照ください。


花粉症をお持ちの方はそろそろ準備をお勧めします(^^)

Posted:2024.01.09 | Category: 雑談

遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年も当院をよろしくお願いいたします。


年末のブログで書きましたが、12月31日当番医で8~20時という12時間ぶっつづけ診療を行いました。
他の診療科は9~17時なのに、なぜか耳鼻科だけ...
数年前までは9~9時の24時間診療だったので働き方改革(?)は進んでいると考えるべきか(^^;)


疲れ切りましたが、なんとか無事年明けを迎えることができ、1月1日はゆっくり過ごし1月2~3日は1泊で近場ですが家族旅行もいけました。


そんな中大きな災害のニュースが流れてきました。
被災された方々は今も大変な状況で過ごされていると思います。
一刻も早く支援が行き届き、状況が改善されることを祈っています。


1月5日から2024年の診療を開始しましたが、相変わらずインフルエンザとコロナのダブル流行の状況です。
B型インフルが少しずつ出てきているという話もあり、まだしばらくこの状況は続きそうです(*_*;



とりとめのない文章になりましたが、新年の挨拶ということでm(__)m
今年が皆さんにとっても良い年でありますように。

Posted:2023.12.31 | Category: お知らせ

今年も無事診療を終了いたしました。


振り返ってみると、今年もインフルエンザやコロナなど感染症に振り回された印象ばかりです。
できる限りの患者さんに十分な医療を届けるため、精一杯スタッフとともに努力してきたつもりではありますが、どうしてもマンパワーには限界もあり、待ち時間が長くなったり診療を制限させていただくこともあります。


年明けからもおそらくインフルエンザの流行は続き、コロナもまた増えてくると思われます。
引き続きできることを精一杯頑張っていきます。


20231231_203653.JPG

本日12月31日も休日当番医として8時から20時まで12時間ぶっつづけで診療を行いました。
大晦日だというのにスタッフも皆頑張ってくれました。


2024年は1月5日より診療開始です。
新年もどうぞ宜しくお願い致します。


Posted:2023.11.30 | Category:

先月ブログの更新頻度が上がるかも...なんて書いてましたが、すでに1か月経過(-_-)

おかしいなぁ...


さて、インフルエンザが大流行しております。

そしてアデノウィルスも流行しています。

inhu20231128.png
(熊本市HPより)

インフルエンザが『注意報レベル』
アデノ(咽頭結膜熱)が『警報レベル』



この中でよく見ると溶連菌(A群溶血性レンサ球菌咽頭炎)も多いですね。

印象としては夏頃からずっと一定レベルで多いように感じます。



なので無理やりですが、今回は溶連菌のお話を。

というのも最近患者さんから聞いた話で
『上の子が溶連菌になって、兄弟にも予防と言われて抗生物質を処方されました』
ということがありました。

おぉ、なんだか久しぶりに聞きました。


溶連菌の予防投与というのは、溶連菌が家族内で感染することが多いので、その前に抗菌薬を飲んでおこうというものです。



ただ、実際に家族内で感染が広がるか率はそこまで高くないとも言われており、そもそも本当に予防効果があるのかということもあり最近はほとんど行われていないと思っていました。
(実際、この話を聞いた子も予防投与が終わった後に溶連菌感染してました)

ただし、もともと持病があるなどの理由があれば予防投与して良いかと思います。



溶連菌はノドを見ただけでわかることも多いし、検査キットもありますので診断が難しいことはあまりありません。
なのでしっかり診断して、診断出来たらしっかり治療するという基本的なことをすれば問題ないはずです。




インフルエンザにも抗インフルエンザ薬の予防投与という方法がありますが、こちらも基本的に持病などがある方が対象ですし保険の適応外になります。


ちなみにインフルエンザの検査が陰性でも『流行ってるから』という理由でタミフルを2日分とか3日分だけ処方するクリニックがあります。普通に考えたら保険診療ではできないと思いますが、どういう方法をとっているのやら(^^;)

そこはなぜかコロナやインフルの検査をするときに血液検査も強要され、鼻から行う抗原検査で綿棒を入れたまま数分放置されるという疑問符だらけのクリニックなので...毎回話を聞くたびに何とも言えない感情になります。



話が逸れましたが、溶連菌もインフルエンザも予防にはまず手洗い、咳エチケットなど基本的な感染対策です。
特に小さいお子さんが発熱した場合は距離をとることも難しいですが、できる範囲で予防しましょう(^^)


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